月の砂漠をさばさばと (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101373270

感想・レビュー・書評

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  • 自分が母親になって、もう一度読みたい。
    そしたら、なんとなくわかる気がする。

  • ほのぼの。内容が頭に入って来ない。
    タイトルのもとになったエピソードが一番よかった。

  • 小説、と思って読むと少し落胆。絵本のようでした。

  • 絵本みたいで、優しい気持ちになった。題名の月の砂漠のエピソードは好き。良く父が月の砂漠は〜

  • 結局何故母子家庭になったか判らなかった。

    どの世代をターゲットにしてるのかしら?

  • 9歳のさきちゃんと作家のお母さんは二人暮しだが、毎日を、とても大事に、楽しく積み重ねていると二人とも心からお願いした。筆者は「いつか大きくなった時、今日のことを思い出すかな。どんな時もあなたの味方、といってくれる眼差しに見守られてすごす幸福」と思うから、頑張ってきた。そしてかつて自分が通った道をすこやかに歩いてくる娘と、共に生き喜ぶ。やさしく美しいイラストで贈る、少女とお母さんの12の物語だった。本当にいい本だと思う。なぜかというと、そういう母女の感情は濃い感じがあったからだ。もちろん、そのような本はいっぱいがあるが、そんなに詳しい思いではなかった。母女にとって、相手は自分の唯一の家族だ。毎日楽しく生活するのも相手は楽しめることだ。私のお母さんもそんな人間かなぁと思い出した。来日してもう2年で、家族にも会いたくて、本を見て、いろいろ思い出しながら共感した。

  • さきちゃんのお母さんは、お話を作る人です。
    感想:http://tomtomcom.blog73.fc2.com/blog-entry-351.html

著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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