両性具有の美 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101379081

感想・レビュー・書評

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  • ご本人も書いている通り、両性具有、インターセックスという内容は書いているうちにどこかに行ってしまったようです。

    いわゆる絵巻物時代の男色について
    文献をたよりにこれでもかと畳み掛けるように書かれています。

    わかりにくい古文に興味を持てるような本なので
    男色に限らず興味のある人にはおススメかも。

    ワタシ的には思っていた内容と違っていたので星2つで。

  • このタイトルでこの表紙だから昔両性具有がどう見られてたかとかそういう話かと思ってたら全然そんな事は無く、何て言うか筆者の男色観を色々語った本…でした…。

  • 筆者の持つ男女に対するこだわりがかなり前面に押し出されている。嫌いではないけれど、同調は出来ない本でした。性に囚われない感情は、至上のものかも知れん、という描き方には、同調する部分あり、そうではない部分もあり。

著者プロフィール

1910(明治43)年、東京生れ。実家は薩摩出身の樺山伯爵家。学習院女子部初等科卒業後、渡米。ハートリッジ・スクールを卒業して帰国。翌1929年、白洲次郎と結婚。1964年『能面』で、1972年『かくれ里』で、読売文学賞を受賞。他に『お能の見方』『明恵上人』『近江山河抄』『十一面観音巡礼』『西行』『いまなぜ青山二郎なのか』『白洲正子自伝』など多数の著作がある。

「2018年 『たしなみについて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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