- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101382715
感想・レビュー・書評
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yomyom企画として、1、2日くらいで作家が体験したことをエッセイとして書くというもの。
内容は、占い、断食、座禅、釣り、と様々。
正直最初は、人が体験したことなど面白いのかと思ったが、そこはさすが。作家の手にかかると、それぞれの言葉や文体のリズムがあって一章ずつが新鮮。
特に西加奈子の章では、好きでもないのにやっぱり笑ってしまう。
私も何か体験できるなら、何がいいだろう、とぼんやり考えている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メンクイ(麺喰いの)辻村深月氏が長野の戸隠「山口屋」で最高の蕎麦打ちを体験。このお店に訪れたくなった。
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作家たちがいろいろなことに挑戦するエッセイ集でした!個人的には本の装丁の話と、印刷の話と古本市のやつが楽しかったなー!あと西さんの占いのエッセイがおもしろかった!書き方とか口調が本当に楽しい!!
小説がうまい方はエッセイもうまいんだなあとしみじみ。 -
面白いものもあればあまり印象に残らないものも。西加奈子氏、辛酸なめ子氏、山本文緒氏が楽しく、朝井リョウ氏が意外によく、森見登美彦氏で吹き、岸本佐知子氏でにやっとする。
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多くの作家さんたちが、それぞれ占い、断食、坐禅、陶芸などに挑戦していて、「なるほど、放課後か。体験部活>報告みたいなものか」と軽く、楽しく読めた。
一年後には忘れてしまうだろうが、どうしてそれを体験することになったのか、体験してどうだったのか、などなど、皆さん文体も書く内容の切り取り方も様々。三人ぐらい好きな作家さんがいれば、読んで損はないかなーという感じ。
個人的には、万城目氏と森見氏の、どちらもたまたま「登る」体験が読んで面白かったです。
永遠のダイエッターとして非常に参考になったのは、ダントツで山本文緒さんの「断食合宿」です(笑)
古本屋巡りと一箱古本市は、自分も体験(参加?)しているので、「まあ、一般ピープル(単なる読者)と作家様は、扱いもノリも違いますわねー」とちょっと複雑でもありました。 -
万城目学xボルダリング、山本文緒x断食道場@淡路島、森見登美彦x富士登山 等々。作家が興味のあること、趣味になりえるもの を体験するという企画もの。陶芸、日曜大工、座禅、そば打ちなど興味を魅かれるもの多数。古本屋巡り、マッサージ、海釣り、映画エキストラもあった。テニスにゴルフにジョギングや囲碁将棋のような既にポピュラーになっているものはなかった。
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作家が苦手なことや一度してみたいと思っていたことに挑戦する。悪戦苦闘の体験談がおもしろい。実際にやってみての話はおもしろいです。
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みなさん、いろんな事に興味がおありで、いろんな体験をしているなぁ。。。という感想。
良いお話書いたり、良い文章を書くひとが必ずしも面白い、興味深いレポを書けるという訳ではないのね、と思った。
やっぱり文章が魅力的だと、体験の内容にも魅力的!個人的には、鍼、ルーシーダットンが気になりました。
富士山は登ったことがあったので、激しく共感。
ちょこちょこ読みに最適な本でした。 -
ちょこっと何かの合間に一本一本読むのにちょうどいい。
中にはとても興味をそそられる体験談などもあったり。断食、タイル作り、製本、ろくろ回し……
それぞれの作家の感動ポイントを知りながら、自分の知らなかった世界を垣間見、体験した時の感動に心踊らされる。
いろんなことを体験したくなる一冊。