盲目的な恋と友情 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101388823

感想・レビュー・書評

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  • どんでん返しというか、ただただ胸くそ悪かった

  • 一言で言うと東京カレンダーの長編みたいな。女ってめんどくせえだろうなぁ〜っておじさんの空想みたいな薄っぺらい非現実感が終始。茂美そんなに人を狂わすほど魅力的な男と取れる描写がなくて、こんな男なんで別れないの?とか、この惨めのどん底みたいな状態でよく結婚式やろうと思ったね?とか、留利絵がとにかく自己肯定感低くて卑屈だし…。登場人物の誰にも共感できないし理解できない。読み終わったあと、なぜ自分がこの本を読みたいと思ったかすら思い出せなかった。あ、どんでん返しと書いてあったからか…それどこだった?

  • 恋も友情も、誰か1人に執着するのは怖い

  • この物語は苦しい。

  • この作品は大きく分けて、彼氏への依存と友達への依存の2つの物語なのかな?と思った。
    最後の展開は想像できなかったが、感動の結末ではない。読み終わったあとも少しモヤモヤが残るようだった。
    親友という言葉に取り憑かれ、その人の1番になりたい、1番になるために自分の人生をかけて必死に足掻く友人が哀れだと思った。
    自分の人生は誰のものでもない。誰かに依存することなく自分の道を進めたらいいなと感じた。


  • 女って怖い

著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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