たそがれ長屋: 人情時代小説傑作選 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.22
  • (3)
  • (18)
  • (39)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 221
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101397269

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昼は保険会社でOLやって、
    夜は地元でドタバタしている私が、

    まさか布団にはいって江戸の街にスリップしているなんて誰も思ってないだろうな。

    いつもと違う本が読みたくて、時代物を開拓したくて、買ってみた本。
    人情市井もの三部作だそうなので、他のも読んでみようかな。

    時代物だけど、みんなそこら辺にいそうな普通の感覚の人たちだらけなのね。そりゃそうなんだろうけど、そこが良いよね。

  • 『いっぽん桜』が良かったなぁ。山本一力って人知らなかったんだけど、今度読んでみよう。

  • 5人の作家の作品がおさめられた短編集。
    池波正太郎はやっぱり読みやすい。けど、この短編はもう少し続きが読みたかった。
    山本一力は名前は知ってるけど、はじめて読んだ。長兵衛のプライドに凝り固まった心が次第にほぐされていく様子がいい。
    北原亜以子のこの作品は『深川澪通り木戸番小屋』に収録されていて、既に読んでいたけど、女のプライドと友情が心地よい。
    山本周五郎、藤波周平の作品はストーリーは面白いけど、読み慣れていないせいか、読みづらかった。

  • 9/17/09図書館

  • う〜〜〜ん・・・・面白いのもあれば、そうじゃないのもあり(笑)
    個人的に山本一力さんに興味を持ちました。 一度、長編も読んでみようと思います。

全16件中 11 - 16件を表示

著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池波正太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
宮部 みゆき
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×