おしゃれの視線 (新潮文庫 み 26-1)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101401218

感想・レビュー・書評

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  • 読むと素敵な生活がしたくて、パリジェンヌやミラネーゼになりたくて…だけど書いてあることは「自分のスタイル」を完成させていくということ。
    この手の本によくあるえぐみがないかんじで、読みやすい。

  • 雑誌『ヴァンテーヌ』に連載されていたというエッセイ。
    わたしがこの雑誌を愛読していたのよりも何年も前だけれど。

    ファッションだけでなく、生き方についても多くの影響を与えてくれた本。
    自分のスタイルというものをもつことの大切さ、素敵さを教えてくれた本。

    女として生きるうえでのバイブル。

  • こだわりが自然になればおしゃれ、らしい

  • 20代前半にこの人の本をよく読んでいました。

    女性の素敵な年の重ね方を具体的に「こんなの素敵よね!」って書いてあってイタリア好きなのも伴い、憧れながら読んでいました。巣鴨で流行のモンスラをはくようなおばあちゃんではなく、お洒落を品良く楽しめたらいいなぁ、と思います。
    今の私の服に限らず物を購入するときの1つの指針になったかもしれません。

  • 何度読んでも、読み終わったあとに真っ白いシャツを着て、掃除がしたくなる。
    おしゃれは、その人の生き方そのものを表す・・・。
    自分の生き方を考えさせられます。

  • 憧れの女性です。周りにどう見られるかではなく、自分のために装うことの大事さを教えてもらいました。自分が気に入るまで、とことん追求し妥協はけしてしない。光野さんの潔さがとても素敵です。

  • 身の回りのすべてのものにも、生き生きと血が通っていてその人らしさが息づいている…そんな女性たちの暮らしかた、憧れます。

  • 長年ファッション誌の編集者をしていた著者初のエッセイ集。
    突然の家族でのイタリア暮らしで、彼女は今まで持っていなかった物を得た。そして余分な物を身につけてしまったことに気付いた。
    『おしゃれ』とは『洋服や靴』ではなくて『生き方にスタイルがある』ということが自然に伝わってくる。
    彼女の繊細な言葉選びはこの一冊目から変わっていない。

  • こういうのを読んでいたとは。若かったんだな・・・。

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著者プロフィール

作家・エッセイスト。東京生まれ。小池一子氏に師事した後、女性誌編集者を経て、イタリア・ミラノに在住。帰国後、執筆活動を始める。1994年のデビュー作『おしゃれの視線』(婦人画報社)がベストセラーに。主な著書に『おしゃれのベーシック』(文春文庫)、『実りの庭』(文藝春秋)、『感じるからだ』(だいわ文庫)、『おしゃれの幸福論』(KADOKAWA)などがある。2008年より五感をひらく時空間をテーマにしたイベント『桃の庭』を主宰。

「2018年 『これからの私をつくる 29の美しいこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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