- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101401256
感想・レビュー・書評
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大人の男、あるいは女の、ふとした瞬間に見せる魅力。
あるいは、老い、衰えが見える瞬間。
ワインの味わい、花の造形の美しさ。
こういったものが、切り取られている文章が並ぶ。
本当にこの人の文章はうまい。
と同時に、こういう大人の世界に、自分は身を置くことなく終わりそうな気がする。
ただ、これは、単に私が未熟だというだけではなさそうだ。
光野さんが伊丹十三さんを追悼する文の中で書いたように、「本物」を教えてくれる文化人がいなくなってしまったこともあるようだ。
昔はよかったという後ろ向きな考えに陥ってもよくはないけれど、どうやって自分の感性を磨いていけばいいのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
花を贈ったとき、その女性の本質がわかる に同感!!
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あまり印象にない
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本来ならば半日あれば読了出来るボリュームなのに、
見事に人生の転換期と重なり、読了までに数週間を
要してしまった。なんと・・・。
新鮮な野菜をスパッスパッと切り落とすような爽快な文体が
とても心地良い。
男女の機微、そしてライフ、ラヴ、様々なシーンにおける
スタイルについて、光野節全開。一文一文が輝いている。
そして最終頁を括る頃、
私自身の人生にも、新しい色が輝き始めていた。
☆lovefigaro様
教えてくださってありがとう! -
この人の読者層って、いろいろだと思うけど、
22歳の私が読むべき本だと感じた。
これからの人生に必要な知識がたくさん!
特に、オーラとかそういうものも大切にしたいなと思った。
気は顔に出るから。
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心が晴れ晴れとしてくる本でした。
美しく生きるということへの大きなヒント。
年齢を重ねることの意味。
流れるような文体で語りかけて来ます。
光野さんの独壇場です。-
2009/06/06
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2009/06/06
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bluemoonさん
本当に素敵なことがたくさん。
ヒント集です、すがすがしく生きるための。bluemoonさん
本当に素敵なことがたくさん。
ヒント集です、すがすがしく生きるための。2009/06/06
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-彼女たちの"可愛らしさ"は一瞬のスキをついてやって来る-
光野桃の審美眼にかなった女や男の振る舞い、装いを、美しい文章で綴ったエッセイ集。読んでいると、自分まで上質な女になった気がする。ところで、この光野桃的「美人道」に気づき、且、(ここが重要だが)喜んで受け入れるような日本男子はどれくらいいるのだろうか?ま、いいか。男子の多くに理解されなくても!美人道とはそういうもの。 -
品格云々じゃないと思うんだよね。
女性も男性も国家も。
そういう系の文章の中ではやわらかく読みやすい方だと。
気負いをすてつつ。楽しんだらよろしいよな。
イギリスの少年達が着るスーツの可愛らしさ
日本人男性のシャツの着こなし
火を上手く扱える人
ふとしたところで感じる匂い程度の可愛らしさってな。
ええよな。