- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101438115
感想・レビュー・書評
-
すっごく好きな作品。何年かに一回は必ず読み返す作品。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「リング」「らせん」「ループ」の原点ともなる処女作、そう勝手に信じてて単行本を探してました。
神話の世界から現代まで連綿と続いている血・思いというものがまさしくファンタジー。 -
再読しました。
一万年の時を経て巡り合う感動のラスト
作品を通して語られるモンゴロイドの軌跡
「この世の仕組みは誰にも分からない」
また読み直すと思います -
1万年前に夫婦として共に生活していた二人。
突如、他民族によって引き離されてしまった二人。
でも、長い年月をかけて、また巡り合うというストーリーです。
こういうのを運命っていうんだろうなぁと思いました。
読んでいて心温まる作品です。
昔読んだ「プルサティアの伝説」という漫画を思い出しました。 -
これは珍しく何度も読み返したくなる本♪
-
輪廻転生の壮大な愛の物語。
この小説は昔絶版で,図書館に何度も通ったけど,いつも貸し出し中で,やっと文庫化されて,胸躍らせて読んだことを覚えています。
期待を裏切らず,とても感動しました。
鈴木光司の小説の中では,今でも一番好きです。 -
古代、蒙古で繁栄した人の種がアラスカ海峡を歩いて渡り南アメリカにまで繁殖するという壮大なドラマを描いている。
-
戦いの人生を歩んできた登場人物の、
「おのれを取り巻く全てと戦え!」というセリフが衝撃的でした。
このセリフによって、自分が普段、人と争うことをいかに無意識に避けているか自覚し、
もっと人と争うべきなのだと、また人以外のものに対しても戦うべき場合があるのだと、
そういう姿勢を学びました。
戦え!と言う/言われる場面って、現代の日常の中にはなかなか無いよなあ。