- Amazon.co.jp ・本 (518ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101444307
感想・レビュー・書評
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楽毅は、中国の戦国時代中期(紀元前四から三世紀)に生きた小国の武将、政治家であり天才てきな軍略の持ち主でもあつた。
あの三国志の諸葛公明があこがれていた人物である。大国趙を相手に中山国滅亡までよく戦い抜きその後、燕王昭を、助け大国斉を攻めて5年のうちに7十余城を下す。歴史では、もしもは、ないが、もしもを、考えながら読むのも面白い。宮城谷さんの漢字力のすごさも楽しめる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昭洸さま (´;ω;`)ブワッ
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人がみごとに生きることは、むずかしいものだな。
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最終巻。斉を次々と落としていくところは圧巻です。オススメ!
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4巻編成の楽毅の最終巻。
祖国・中山国の滅亡。趙の武霊王の殺害。楽毅の燕への逃避行。燕王の器量。郭隗の推薦。
忠将・郊昔の苦悩。
どれをとっても、何か思わずにはいられない話がたくさん詰め込まれた最終巻。
あれだけ壮大で強豪だった斉が、彼によってほぼ落とされる彼の能力の凄さ。
これが、名将・楽毅だ! と言える一冊です。
また、王の皇子が暗愚だと、名将が死ぬ。というのもこの本に書かれる歴史を以て知ることができるはずです。
「信義」とは、何か? というのが少し解った気がしました。
とにかく、オススメ! -
史記にも出てくる楽毅の活躍が描かれています。燕の将軍となり連合軍を率いて、斉に雪辱を晴らしますが・・・。
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最後の急展開は、なかなかに読み応えはありました。
2004/11/1