銀天公社の偽月 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101448336

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  • 新潮1997年1月号滑騙の夜、6月号銀天公社の偽月、1998年1月号爪と咆哮、1999年7月号ウポの武器店、文學界1998年10月号塔のある島、2000年6月号水上歩行機、書下ろし高い木の男、を2006年9月新潮社から刊行。2009年10月新潮文庫化。上空に人工月がある休戦中の街での出来事を綴った7つの連作短編集。いずれもストレートなディストピア小説。化学戦があった後の汚染された世界。生体兵器なんかも登場し、もの悲しさ漂う様子が興味深い。ただし気は滅入る話です。

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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