絶影の剣―日向景一郎シリーズ〈3〉 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (466ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101464107

作品紹介・あらすじ

ここは地獄だ。そう感じた。薬草種を届けに一関を訪れた日向景一郎は、医師・丸尾修理と共に山間の村に向かう。そこで遭遇したのは目を疑う光景だった。隠し金山の秘密を守るため、藩が猛毒と武力で一つの村を壊滅させようとしているのだ。積み重なる屍。悲憤。生き残った民に襲いかかる兵に景一郎が立ちはだかる。奥州、そして江戸──。闘いに憑かれた男たちの群像を描く、白熱の剣豪小説。

感想・レビュー・書評

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  • 剣豪シリーズ第3弾。
    斬って斬って斬りまくる!

  • 2015/08/05読み始め
    2015/08/10読了

  • 日向景一郎シリーズ3。疫病のため閉鎖された村を救うため動き出す景一郎。村を無きものとしたい藩と抵抗する村人と景一郎。どうなるのか気になり、1日でいっきに読み切った。結末も凄くって面白かった。
    まだ幼い弟が今後どう成長するのか気になる。

  • 景一郎のけものぶりもさることながら、森之助の成長が次巻への期待を膨らませる。男たちの信念を貫く不器用な生き方に惹かれる。

  • シリーズ中で一番好きです。はかりしれないレベルになってきた景一郎さんの強さもですが、修理先生が何だか人間くさくて面白い。

  • 隠し金山を守る藩に、村を壊滅させられそうになっている村人を助ける景一郎と医師の丸尾修理。
    ホント、この人の描く男達は格好よすぎる。

  • 景一郎、段々人間じゃなくなってきました(笑

    格好いいのだけど、やっぱり森之助が可愛いなーと。
    この巻で、しかし森之助も成長します。
    剣を習い、剣を使い、人を絶つ。

    やはり、兄弟、血は争えません。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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