レアリアI (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
3.42
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本棚登録 : 923
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800011

感想・レビュー・書評

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  • いやぁ、読みにくかった。ホント読みにくかった。後半は面白くなりそうになったのよ。だからほんとにもったいないと思う。これは編集が悪いと思うのよねぇ。明らかにつかみに失敗してると思う。時系列がわからないし、誰の話かもわからないし。最後はだいぶ読みやすくなってきたから2巻以降も読むけどさ。

  • 決してつまらなくはないのだろうが、あまりの読みにくさに途中で放り投げた。
    他の方のレビューにもあるように、時系列がバラバラで話の流れが掴みにくく、キャラの相関関係もわかりづらい。地の文にそこはかとなく漂う暗さは割りと好みではあるのだが、たまに入り込むラノベ調の雰囲気に苛々する。どっちかに徹底してくれたらいいのに、と思うのは、彩雲国でも思ったことだ。彩雲国はレーベルがレーベルであっただけにその辺りは我慢できたが、もうちょっと何とかならなかったのかな……? という気分。
    おそらく、全てが終わってから纏めて読めば面白く読めるのかもしれないが、面白く読めるところに辿り着くまでにわかりにくすぎて挫折する感じかもしれない。

  • 彩雲国の作者、雪乃紗衣さんの久しぶりの新作。
    彩雲国とは、打って変わって西洋もの。
    正直いうと読みづらい。時系列は飛んでるは、登場人物はみんなヒロインの昔からの知り合いで、説明があんまりない。情報量が多すぎて最初は何が何やら。
    でも、さすが雪乃さん!後半一気に引き込まれます。仮面の少年の正体や、魔女たち大人組の過去、謎がすごく気になります。
    今回は、登場人物が出揃うまでが長かったですが、次回話がもっと展開するのを期待します!

  • 新潮文庫から新しいレーベルが出たので
    試しに2冊購入したうちの1冊。

    まだ途中ですが、たまに会話をしているの?と
    聞きたくなるような文章(というか単語でぶつ切り)
    があり、これがこの作者さんの味なのかと
    しばらく読んでから納得しました。

    これからどういう展開になるのか、楽しみです。

  • 久しぶりの雪乃紗衣。買ってずっと積んでた。
    雪乃紗衣っぽく、初回は謎だらけでなんだかわからない…少しずつ面白くなるかな?

  • 最初1/3ぐらいまで入れなかったけど、途中から一気に入り込んだ。
    続きが楽しみ。

  • 一冊全体が序章という感じ。登場人物も状況も謎めいた部分が多い。

  • その先が破滅だとしても、ひとり残るのは寂しすぎる。

    移動の暇潰しに駅本屋にて衝動買い。初めは時間軸や人名の愛称などに読みにくさを感じて、なかなか読み進められなかったが、後半はいっきに世界観に引き込まれていった。
    9ヶ月後に休戦協定の切れる争い続ける国で、ミレディアは今後、どんな生き方をするのか。登場人物の誰もがほの暗い何かに鎖で囚われているかのような世界の行く末に、私もまた囚われたかのよう。
    一巻目なのでまだ分からないが、続きを読んでみようと思う後半の展開はオススメ。

  • 地の文が独特なのは明らかで読み手の好き嫌いが分かれそう。私は好き。前作未読で作者さんの特徴は分からないけれど、登場人物のセリフとしてテンポがあるのかなって思う。ダークファンタジー童話風味で新潮NEXとしてちょうどいい。

    話としてはまだまだ序章でこれから大きく動けば面白くなってきそう。主人公以外の登場人物が全然動かないし、気持ちの機微も分からないから一冊通して世界観の説明って感じ。

    とりあえず皇子出てくるたびにどの国の誰か戻って読み直した。前半の方が世界観からブレてなくて、後半の皇子が出てきてからは物語が簡素になった印象。設定が面白そうなのに、あるあるパターンみたいな…次に期待。

  • ストーリーもキャラクターもいいんだけど、
    文章を映像化しにくくて読むのが辛い…

    地形を山の名前とかで表現してるのが、
    イメージしにくいのかも。。
    使われている言葉自体は綺麗で、おっ、と思ったり、
    ときに砕けているのも面白かったりするんだけど
    文章がごちゃごちゃしてて
    え、どういうこと?って思うこともしばしばあり、
    話もあっちゃこっちゃ行くから、
    ちょこちょこ戻ったりしなきゃいけなくて、
    進まなくてもどかしい…

    前半は結構我慢した。
    後半はそれでも話が乗ってきたからだいぶ進んだけど。

    ミアとアキとか
    リアと他二人がどうなるとか、
    ストーリーはきになるけど、
    文章読むのしんどいなあ、と思ったのが正直な感想でした。

著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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