- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101801407
作品紹介・あらすじ
幸せになれると思ってた。あの案内状が届くまでは。高校のスクールカースト上位にいた男女七人は卒業後もそれなりの日々を送っていた。同級生を笑いながらイジメ殺した、そんな過去なんて無かったかのように。だが彼らの元に突然、死者からの同窓会案内状が届く。誰が秘密をばらしたか。疑心暗鬼の中、次々に殺されていく同級生達。そして事件は意外な方向へ……。登場人物全員クズのノンストップ・リベンジ・マーダー・サスペンス!
感想・レビュー・書評
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個人的に凄い好きな展開で最後は鳥肌でした。
本作『スクールカースト殺人同窓会』は『スクールカースト殺人教室』のスピンオフ作品のような内容でしたので前作未読の方でも入りやすいですし、むしろ本作読了後に前作『スクールカースト殺人教室』、3作目の『スクールカースト殺人教室リベンジ』の順番で読むと面白いかも知れません。
概要です。
十年前の高校時代、イジメの末に行方不明となった男子高校生が現在になって遺体で発見された。彼をイジメていたスクールカースト上位の者たちは家族や職場の地位に恵まれていたこともあり、死者から届いた同窓会の招待状に困惑しながら過去を揉み消そうとするが、事態は思わぬ悲劇の再会を果たしていく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作を読んだので続編も読んでみた。高校生にもなってこんな虐めがあるかなーと序盤から少し胸糞悪い気持ちになったけど、展開が早くてスラスラ読めた。
女の人が女の人を心酔して、顔を同じに整形して身の周りの世話をする。ちょっと理解出来ないな。そんな人側にいたら怖いよ。
越川梓は何故笑ってたんだろう?そこが分かんなかったなぁ。
終わり方にもびっくりした。妙に納得。 -
堀内公太郎さん、一時新刊を追いかけて読んでいた作家さん。
内容は残虐ですが展開とスピード感でスルスル読めてしまう…そして最後にゾワッとする感じ。
フォローをしている方のレビューを見て、そーいえば堀内公太郎さん良く読んだなぁと思い出し、アドバイスの通りシリーズの中でまず本作から読みました。
高校のスクールカースト上位にいた男女7人。
卒業から10年後の同窓会で事件が起きる。
取り上げている内容が内容なのでなんともレビューは書きにくいですが展開とスピード感は健在でした。
「スクールカースト殺人教室」そして3作目の「スクールカースト殺人教室リベンジ」も読もうと思います。
自分がした事のツケは必ずくる!-
こんばんは。
レビュー参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
堀内公太郎さんを追いかけていたのはもう随分前で^^; 内容はどれも...こんばんは。
レビュー参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
堀内公太郎さんを追いかけていたのはもう随分前で^^; 内容はどれも残虐なのですがストーリー展開やスピード感…最後にゾワッ!に惹かれて良く読んでました。
また昔の本も再読してみようと思います。
きっかけをくださり感謝です!2024/02/15 -
こてつさん、こんばんわ。
お返事ありがとうございます。
参考にして頂けて嬉しいです♪
残虐性は薄いですがハラハラした展開だと松村涼哉さんの...こてつさん、こんばんわ。
お返事ありがとうございます。
参考にして頂けて嬉しいです♪
残虐性は薄いですがハラハラした展開だと松村涼哉さんの『15歳のテロリスト』も私は好みですので、未読でしたら選書のご参考に^_^2024/02/15 -
2024/02/15
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スクールカーストシリーズの第二弾。スクールカースト上位の面々が、死んだはずのいじめられっ子から同窓会の招集を掛けられて、、、という展開。登場人物全員クズのアウトレイジ、デスゲームエンタメ。キャラクターが大人になっている分、エグ味がある。前作を読んでないと最後の方はよく分からないだろう。
ライトノベルやマンガにも、こういった復讐ものは多いが、これで溜飲を下げるのはなんか違うかなという思いもあり。エンタメらしさを理解したうえで、若者には読んでほしいなと思う。
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めちゃくちゃ面白かった。
登場人物全員こういう見た目なんだろうなというのが想像できた。
雪だるま式に面白くなる。
ただ過去の作品を読んでないと分からない人物が出てきたのかな?というのが最後にあった。 -
「スクールカースト殺人同窓会」
登場人物全員クズ。
お初になる作家さんの作品。「公開処刑人森のくまさん」を始めとしてタイトルが面白風味付な作品ばかりであり、ちょっと気になる。
あらすじからするとクズが多数登場する。スクールカーストというものは本当に排除すべきもので、こんなクズどもと共に消え去って欲しい。そんなクズども以上にヤバい奴が、ゲスい美人記者Kである。このKは、主人公の刑事永沢南の同級生なのだが、スクールカーストからは外れていた為、一見今回の殺人劇には無関係に見える。しかし、クズどもと同列かそれ以上のタチの悪さ。
因みに、本作は「スクールカースト殺人教室」の続編に当たるらしい。前作に登場した“ことり”がちょくちょく永沢の過去の話で登場する。“ことり”が一体誰で何の役割を担うのかは、今作のポイントの一つだ。
永沢南もポイントの一つ。彼女は刑事でありながらある過去の経験から複雑な感情を抱えている。刑事として、1人の人間として考えるべきこととして悩むが、自分が気づいていない心情を揺さぶられることになる。