- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102001028
感想・レビュー・書評
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善悪、明暗、自他。
二元的に背反するものを超越した先に真理を追い求め、自我を懸命に模索する少年とその葛藤が、印象に残った。
宗教、哲学の色が強く、難解な箇所も多いが、再読したいと思える作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
難しい。まだ一回しか読んでないからか。分かったふりをさせてくれない内容。自分を見失うな、と言われてる気もするし、なるようにしかならない、という悟りを聞かされてる気もする。途中からは極端に哲学的で抽象的な内容になるので、そうやすやすと理解できないのも仕方ないのかも。結局、デミアンやその母は主人公の想像、妄想、夢でしかないのか?きっとそうなんだろうけど、やけにリアリティもある。まあ、小説の解釈なんて読む人の自由だろう。
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内容が思ったより難しい。
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難しいけど、なんとなく分かったかな
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Wingsを深く知りたくて読んだ。
薄い本やけど読むのにすごい時間がかかった。
理解できない部分が多かった。
読んだ後にwingsの解説ブログを見ると納得する部分はあった。時間を開けてまた読んで理解を深めたいと思う。 -
難しい。あんまり深読みしてないけど全体的に今の相対主義と対峙する考え方なのかなという印象。
人は人との関係性において思考が決まるのです!関係性大事!とかいう某人材会社の思想に対抗する形。
自分を見つめ直す、禅のような考え。
どちらも大事だね。
43/100 -
心情が深くて、難しい
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異端への甘美なる誘惑。
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デミアンなる教祖要素ある少年が、自我の固まっていない主人公シンクレールを、共にオカルトアブラクサス教へ導こうとしてるとしか思わなかった。
しかもシンクレールのデミアン母への劣情をも利用して。親子で誘導。 -
車輪の下より少し難しい
デミアンというのはデーモンからとったという噂を聞きたまらないなと思った(笑)