赤毛のアン (新潮文庫 モ 4-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102113011

感想・レビュー・書評

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  • 少女時代(いつのこと?)からの愛読書。
    中学校のころちょっと辛いことがありましたが、朝学校に行く前にも
    こっそり読んでアンの空想癖をまねて、勇気をもらってから登校する
    こともしばしばありましたっけ・・・

  • ひとりっ子で本好きの少女時代を過ごした私としては
    当然のように読んだモンゴモリ。

    アンのように自由に空想の世界を巡り
    そしてアンの空想の世界を一緒に感じワクワクしたものです。

  • やっぱり村岡花子さん!

  • 児童文学だけど、高校生くらいのときに読んだ。
    素直で正直で、自然と周りの人を愛するアン、
    日々悩み奮闘しながらも、癒される日常。
    大好きな児童文学。

  • 貧乏学生だったのですが、大学卒業時、自分へのご褒美として文庫版ですが全巻購入したとき、とても幸せな気持ちになったのを今でも覚えています。
    アンが「もし、あたしが男の子だったら、いま、とても役にたって、いろいろなことでマシュウ小父さんに楽させてあげられたのにね」と言った時、マシュウが「そうさな、わしには十二人の男の子よりもお前一人のほうがいいよ」「いいかい?十二人の男の子よりいいんだからね。そうさな、エイヴリーの奨学金をとったのは男の子じゃなくて、女の子ではなかったかな?女の子だったじゃないか―わしの娘じゃないか―わしのじまんの娘じゃないか」とアンの手をさすったところは、何度読んでも号泣してしまいます。

  •  子ども時代には全く興味がなかった本.先日テレビでこれのアニメを見て(孤児院から来たのが男の子でなく女の子だったので,マリラがアンを連れてスペンサー夫人のもとへ行くところ)アンの異常なおしゃべりと,それを頭ごなしに否定せず,しかもそこからアンの素直さと賢さを感じ取っているマリラを見て,「いったいこれは何なのだ?」と思い,読んでみた次第.
     ウェブでは,妄想癖や激しい気分の変動,こだわりのある言葉遣い,思い立ったらじっとしていられない衝動性等から,アンは AD/HD あるいは発達障害であるという指摘がけっこうある.実際あんな子が身近にいたら,私ならちょっと普通ではないと思う.しかしながら,日本の読者の大多数は,アンのこのような性質を愛すべきものとしているようだ.けれども,今の日本の日常の中にこんな子がいたとしたら,日本人はアヴォンリーの人々のようにその子を受入れるだろうか.
     それにしても,アヴォンリーの人々の懐の深さはどうだろう.そして,それと対を成している,人々のあけすけな物言い.人々は実に率直に心に思った事を発言し,言われたほうもそれで自分を失ったりはしない.交渉を通じて起こる自分の心の動きを無視したり抑圧したりせず,自分のスタイルでそれに素直に向き合っている.それに比べて,日本人はひねくれてるよなぁ.思っててもはっきりと言わないし,自分の自我が「世間」とつながっているなんて考えてみることすらない,などとと思ったのだけれど,それは私だけのこと?
     翻訳物を読む時はいつもなんだけれど,登場人物の発言を読んで,それがうれしいのか悲しいのかそれとも怒っているのか,あるいは登場人物の態度がその場にふさわしいのか異常なのか,そういうのがしばしば解らない.そういうことは,その国や土地の文化を共有しないと理解できないと思う.そこが翻訳物を敬遠しがちな理由.

  • 言わずと知れた名作。
    初めて本を手に取ったのは小学生の時、今の家(マンション)の
    モデルルームを見に来た時に置いてあったのを時間つぶしに読んだ事。
    その時はいきなり本の真ん中あたりから開いて中途半端に読んだだけ
    でしたが中学に上がり図書室で見つけて、「そういえば読みかけだし
    タイトル知ってるけどどんな話かちゃんと知らないな、読んどけ」と
    ほぼ勢いで借りました。

    さすがに名作だけあって面白かった。ざっくりした感想を言うと
    数学苦手なんですがアンのものすごい勉強っぷりによしがんばろう!と
    思えました。丁度高校受験を意識し始める時期だったので・・・
    そんないい感じにアンに影響されて勉強頑張ってたのに母から
    「勉強だけが全てじゃない」という一言で私の勉強への意欲は
    萎えましたが(笑) アンはすごいよ・・・なんていい子だ・・・

  • とても大好きな本です。
    小学校の時にワクワクしながら
    読んだのを覚えています。

  • ちょっとした手違いからグリーンゲイブルスでマシュウ、マリラの兄妹と暮らすことになった孤児のアン。
    赤毛でそばかす、やせっぽっちのアンが様々な事件を巻き起こす。
    アンのたくましい想像力、プリンスエドワード島の美しい自然、個性的な登場人物など、
    読んでいると元気になれる。

  • モ-4-1 村岡花子訳 01/02_22:08:57

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著者プロフィール

1874年カナダ、プリンス・エドワード島生まれ。1908年に最初の長篇小説『赤毛のアン』を出版。世界的ベストセラーとなる。オンタリオ州に移り住み、その地で数々の作品を執筆した。42年トロントにて逝去。

「2012年 『パットの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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