郵便配達は二度ベルを鳴らす (新潮文庫 ケ 3-1)

  • 新潮社
3.26
  • (10)
  • (9)
  • (40)
  • (11)
  • (0)
本棚登録 : 188
感想 : 28
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102142011

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 名作と思ってよんだが、きつかった。はじめての体験。翻訳がすごく直訳っぽくて入り込めなかった。これがハードボイルド小説なの?

  • この本の何が素晴らしいかって、まずタイトルが秀逸!

     他は・・・よくわからん。翻訳が古くさくて、浮いている感じ。ハードボイルド小説らしいです。

  • ハードボイルド?風の文体は苦手らしい

  • 何度も警察のお世話になっている風来坊フランク。そんな彼がふらりと飛び込んだ道路脇の安食堂は、ギリシャ人のオヤジと豊満な人妻が経営していた。ひょんなことから、そこで働くことになった彼は、人妻といい仲になる。やがて二人は結託して亭主を殺害する完全犯罪を計画。一度は失敗するものの、二度目には見事に成功するが…。
    原題:The postman always rings twice
    (1934年)

  • 意外にも“顔”の見えない小説だった。
    ニックとコーラ、そして主人公のフランクの3人で暮らし始める冒頭からニック殺害までは、実に際立っていたのだが、その後の裁判において弁護士や検事が出てくる辺りから、全体像がぼやけて非常に散漫な印象を受けた。
    主題が見えないのだ。

    結局フランクは捕まり、死刑執行までにも至る。だが、捕まる時の彼は冒頭に現れた時の彼ではなく、女を愛し、共に暮らす事を望む1人の男にしか過ぎない。

    そうか、幸福とは掴もうとするとするりと抜けていく皮肉なもの、そう作者は云いたいのか。
    もしくは悪行は必ず報いを受けるものだと?
    もう一度、数年後に読み返す必要があるのかもしれない。

ジェームス・ケインの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島由紀夫
宮部みゆき
ポール・オースタ...
三島由紀夫
ヘミングウェイ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×