泣きたい気分 (新潮文庫 カ 31-1)

著者 : アンナ・ガヴァルダ 飛幡祐規

• 新潮社 (2005年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kuromamemaさんの感想 · 2013年12月11日]

フランス気分を味わいたい時に。

[なすださんの感想 · 2013年6月2日]

短編集。これも古書店で何の前情報もなく買ったもの。
読み始めは軽妙な文章だったのでそのつもりでページを繰っていると、なかなか重い話もあった。注がやたらと親切で、文脈の前後で推測できるようなものにまでついていたのはいまいちだったかな。
印象に残ったのは「今日の出来事」「幾年ものあいだ」。

[pirokipirokiさんの感想 · 2012年7月15日]

フランスで短編集なのに100万部売ったとか。せつない話、笑ってしまう話、なんとなく和む話、え？ってなる話。語り口調で台詞が多め、独特な軽妙さがある作家さん。「ジュニア」のオチと、「折り畳みベッド」の最後の台詞が印象に残った。

[☆さんの感想 · 2010年11月5日]

パリジュテームみたいなフランスの恋愛短編集。
いろんな風景を少しずつ切り取っているので、軽く読めた。
切なかったり、ドラマチックだったり、やんちゃだったり、いろいろねー。
こうもいろいろあると、恋愛ってなんでもありなんーって思えますねえ

[ゆきさんの感想 · 2008年6月30日]

タイトルに惹かれた。泣きたい気分のときに読むのにいいと思う。共感できる

[冬里さんの感想 · 2008年2月29日]

ガーリーでポップな短編集。OLや学生やロック歌手などいろんな人が主人公で、色とりどり。一編が短いので気軽に読めます。

[もみみさんの感想 · 2008年2月10日]

フランスの女の子ぽい短編集

[山田光太郎さんの感想 · 2007年8月10日]

悲劇というのはいつもどこか喜劇的である。非常に読みやすい日本語訳である。

[soupoohさんの感想 · 2007年6月20日]

軽快な語り口で楽しさや寂しさを感じさせるフランス版短篇集。ウィットに富んでいて、それがシモネタでも、くつくつと笑わずにはいられない本だ。話が身近に起こりそうな予感がして、これこそ泣きたい気分である。

[さろめさんの感想 · 2007年3月1日]

サガンとかボードレール、そうね、そうね！