本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102159729
感想・レビュー・書評
-
暗号例が多くて結構退屈。
暗号解読好きな人にはいいけど、歴史的背景を知りたい人にはちょっと飽きてくるかも。
でも「エニグマ」の詳細が知れて、後半は満足です。
下巻楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容的には暗号作成者と暗号解読者の戦いを軸に、各年代の暗号を説明しながら進んでいきます。
暗号がテーマだけあって難しい部分もありました。
特にエニグマとボンブのところはかなり難解でした。
現代のコンピュータへ移行する前の最後の部分なので理解するのに時間がかかりました。
その分コンピュータが普及した後の素因数分解を用いた手法のシンプルさが目立ちますね。
自分も研究用のネットワークにはRSAを用いているのでお世話になっているんですが、コンピュータの力勝負ですね。
上巻は正直後半がかなり難解で冗長に感じます。
下巻の方が好みでした。
後、補足が下巻にしかついてないっていうのは問題だと思います。
もともと一冊だったからしょうがないと言えばしょうがないんでしょうけど。