- Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102161371
感想・レビュー・書評
-
7部作のうち現在出ている最新作。これまで以上に展開が急ですが、様々な糸が一本により合わされて、一つの話として進み始めたような気がします。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジェフリーアーチャーの裁きの鐘はを読みました。
クリフトン年代記シリーズの3巻目でした。
ジャイルズとハリーの相続問題も解決し、晴れてエマと夫婦になることが出来たハリーの次の心配事は息子のセバスチャンのことでした。
言語の習得については並外れた才能を持っているセバスチャンですが、学校からの連絡で友達が出来ない、歴史・地理・自然科学については才能がないという連絡があったのでした。
またハリー夫妻は孤児院からヒューゴーの娘であるジェシカをセバスチャンの妹として養子に取ることにします。
セバスチャンが18歳の時、友人の父親ドン・ペデロから依頼されたアルゼンチンまでの旅で大きなトラブルに遭遇します。
ドン・ペデロはセバスチャンを使って密輸入をしようとするのですが、当局に察知されて失敗してしまいます。
ドン・ペデロはセバスチャンを逆恨みし、交通事故に見せかけた殺害を計画します。
ハリー、ジャイルズ、エマたち主人公側とフィッシャー少佐、ヴァージニア、ドン・ペデロたち敵役側の確執もあり、あっという間に読み終えてしまいます。
次巻が楽しみです。 -
やはり、アーチャーの話の筋書きは本とどんどん読ませて終わらせない。うまいものだ!
ハリーの鈍くささと、妻のエマの聡明さ、共のジャイルスの迷走で妻になった悪妻バージニアのジャイルスへの嫌がらせ。最後はジャイルスの選挙への必要な妨害。でもハリーの息子のセバスティアンの一言が起死回生の一石に! 続きを読みたいがまた明日の朝の通勤時間に! ではお休み!