裁きの鐘は(上): クリフトン年代記 第3部 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.95
  • (22)
  • (57)
  • (27)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 333
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102161371

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 7部作のうち現在出ている最新作。これまで以上に展開が急ですが、様々な糸が一本により合わされて、一つの話として進み始めたような気がします。

  • ジェフリーアーチャーの裁きの鐘はを読みました。

    クリフトン年代記シリーズの3巻目でした。
    ジャイルズとハリーの相続問題も解決し、晴れてエマと夫婦になることが出来たハリーの次の心配事は息子のセバスチャンのことでした。
    言語の習得については並外れた才能を持っているセバスチャンですが、学校からの連絡で友達が出来ない、歴史・地理・自然科学については才能がないという連絡があったのでした。
    またハリー夫妻は孤児院からヒューゴーの娘であるジェシカをセバスチャンの妹として養子に取ることにします。

    セバスチャンが18歳の時、友人の父親ドン・ペデロから依頼されたアルゼンチンまでの旅で大きなトラブルに遭遇します。
    ドン・ペデロはセバスチャンを使って密輸入をしようとするのですが、当局に察知されて失敗してしまいます。
    ドン・ペデロはセバスチャンを逆恨みし、交通事故に見せかけた殺害を計画します。

    ハリー、ジャイルズ、エマたち主人公側とフィッシャー少佐、ヴァージニア、ドン・ペデロたち敵役側の確執もあり、あっという間に読み終えてしまいます。
    次巻が楽しみです。

  • やはり、アーチャーの話の筋書きは本とどんどん読ませて終わらせない。うまいものだ! 
    ハリーの鈍くささと、妻のエマの聡明さ、共のジャイルスの迷走で妻になった悪妻バージニアのジャイルスへの嫌がらせ。最後はジャイルスの選挙への必要な妨害。でもハリーの息子のセバスティアンの一言が起死回生の一石に! 続きを読みたいがまた明日の朝の通勤時間に! ではお休み!

著者プロフィール

ジェフリー・アーチャー(Jeffrey Howard Archer)
1940年生まれのイギリスの政治家、小説家。一代貴族の貴族院議員。オックスフォード大学卒業後に政治家に。大ロンドン議会議員、庶民院議員(3期)、保守党副幹事長などを歴任したが、 1973年に投資で失敗して財産を全て失ったことを契機に、1974年10月の総選挙時に政界から退いた。
1976年に発表した『百万ドルをとり返せ!』が大ヒットして借金を完済、1985年に政界復帰し党副幹事長を務め貴族院議員に列されたが、偽証罪によって2001年に実刑を受け服役。2003年以降、作家活動を再開した。
代表作に『プリズン・ストーリーズ』、『クリフトン年代記』シリーズなど。

ジェフリー・アーチャーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×