トリプル・クロス 上巻 (新潮文庫 フ 13-55)

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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102165553

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    フ−13−55
    フリーマントルは 私の好きな作家、ベストワンだ。
    最初に読んだのは、チャーリーシリーズの 第一作。 
    今考えても、順序正しく フリーマントルの本と接することができたのは、超ラッキー。

    どの作品も、しぶい内容で、伏線が多いので 読み飛ばすことができない。
    じっくり読むから 何日もかかってしまう。
     ( ほんとは いっきに全部読みたいのだが・・・)

    というわけで、この本 『トリプル・クロス』( 上・下 ) も おもしろいのだが、なかなか最後までたどり着かなかった。
    しょっぱなから、映画にすれば目を背けたくなるような むごいシーン で始まるし、途中に派手な爆破シーン もあるのだが、フリーマントルの作品では、心理・頭脳・駆け引きが 重要。 そこが魅力! 
    シリーズものなので、主役2〜3人には それなりの親近感があり、どうなるこいつら?って心配しちゃう。
    内容は、『 世界三大マフィアの連合構想 』 を めぐるヨーロッパ・ロシア・アメリカで次々と起こる事件に立ち向かう ロシアの警官とFBI
     ぜったい こんなことは、起こらないで欲しい!

  • チャーリーじゃないけど、ダニーロフもいい

  • ロシアンマフィアとイタリアンマフィアとアメリカンマフィアが手を組む。

    ぱっと見はかなりキャッチーだが、実際はきっと下巻への伏線づくりなのだろうが、淡々と話が進んでいく。正直今のところはあまり面白くないなぁ。


    ロシア人の名前は恐ろしく覚えづらい・・・

  • FBIロシア課長カウリーとモスクワ民警組織犯罪局長ダニーロフとの4作目。
    ロシアマフィアのオルロフが、イタリア、アメリカのマフィアと手を結びカルってるを作ろうとする。この動きをつかんだ両国が阻止すべく動き出すが、カウリーにはコネで出世したライバルとアルコール依存、ダニーロフには恋人ラリサの復讐という私怨が足かせとなる。
    上巻は、どうにか会議の場所をかぎつけ張り込みをしたものの、うらをかかれアメリカ、ドイツ、ロシアの捜査官達に間に亀裂が生じるまで。

  • ダニーロフ&カウリーシリーズの4作目?

    国際的なマフィア連合の話。
    ダニーロフの復讐は成功するのか。

    このシリーズはいつも読了後に満足感と虚無感が同時に得られる。

  • 米国、ロシア両国の捜査官が絡むシリーズ…
    今回はロシアのマフィアが“世界同盟”を画策し、色々とやらかす…それを追う米国のカウリーとロシアのダニーロフ…殊にダニーロフは、愛していたラリーサを悪徳警官を始末する巻き添えにしたのが今回の標的となっているマフィアのボスであると知り、色々と気持ちが揺れる…一気に読ませてくれる…
    今作で、国際捜査は更に大規模になるが、何かフィクションと判っていても、恐るべき実態が見え隠れするようである…

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