- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102176016
感想・レビュー・書評
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ランボー全詩集を買ったので、とりあえず堀口さんの訳を読み直しました。堀口訳はやっぱりクセが強いけど、一度ハマると抜け出せない美しさ、快さがあります。『永遠』は嶽本野ばらさんの『エミリー』で登場していましたね。個人的には『つくり話』とか『黎明』のある『イリュミナシオン』が大好きです。
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抽象的表現が多いので、理解するのに何度も読む必要がある。あとがきの解説を見ながら読むと、短い文に深い意味が込められていることに気づけた。
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天才詩人の代表作をまとめた贅沢な詩集。どの詩も若い作者のみずみずしい感性で熱くたぎり、またリズミカルで耳に心地よい。大意が捉えられない作品が多過ぎるけれども天才の作品を読むに限ってはそもそもそんな穿った見方は必要なさそうである。
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ふと詩が読みたくなったので、有名どころをおさえておこうと思い購入。
ゼミの議論でも出てたけど、「母音」の「A(アー)は黒、E(ウー)は白、I(イー)は赤、U(ユー)緑、O(オー)青よ、母音らよ」って一節が面白かった。本当に、どんな感性してたんだろう。
他には、「最高の塔の歌」や「黎明」も良かった。表現技法とかも知りたいけど、原文を読んだところで僕はフランス語がまったくわからない・・・。 -
うわあ、訳がいいなあ!(原文なんて読めないけど)……と思いながら読み終えて、奥付をみると、昭和二十六年十月二十日発行とかなってました。すごい。私が買ってきたやつは、八十六版だそうですよ。どれだけ増刷されてるのか。びっくりですね。
すごく美しい詩が多いです。そして情熱的。情景そのものも美しいけど、日本語が。言文一致の運動前の、「美文こそ文章」みたいな時代の小説や詩って、正直読みづらいんだけども、でも美しい。 -
「何がニナを引止める」が好きなオレは、全くランボーを理解してないんだろうな。
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堀口大學の翻訳がオナニーですわ全然原文のニュアンスもわからん
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ぱらぱらと書店で試し読み。
最初の一遍は心に触れるものがあった。
が、言語のせいなのか、あまりきれいに内容が頭に入ってこなかった。 -
難解。フランス語圏の人ならわかるのか?
すっと入ってこないというか・・・きっと感性が合わないのでしょう。 -
「もう一度探し出したぞ。何を? 永遠を。それは、太陽と番った海だ。」