コズモポリス (新潮文庫 テ 25-1)

  • 新潮社
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本棚登録 : 173
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102183212

作品紹介・あらすじ

若くして超巨大ハイテクリムジンから秒単位で金融取引を続ける時代の寵児エリック・パッカー。NYをゆっくりと移動する車の中で、その日彼は円の変動から巨億を失う危機にあった。しかも繰り返される謎の脅迫-殺し屋の影がちらつく間もビジネス、セックス、形而上学的対話に没頭する男のリムジンはどこへ行くのか。彼の運命は。現代世界文学最大の巨匠が放つ極上のサスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • とてつもなく巨大

  • 分からない。文字は眺めたけど、読めたのは全体の10分の1くらいなのかな… 全体のテーマ的には面白かったけど、膨大な細部が全然読めなかった。自分の実力不足です

  • 15/09/26、ブックオフで購入。

  • 鴎 心臓 鳥の骨 空洞 摩天楼 白くて長いリムジン プレジデント=社長 日本円 為替 日産 チン ジョギング 痛み スタンガン 馴染みの床屋 ドン・デリーロ 28

  • 2013年4月公開映画の原作。
    映画を見てから読むか、見る前に読むか?

    若くして超巨大ハイテクリムジンから秒単位で金融取引を続ける時代の寵児エリック。
    NYをゆっくりと移動する車の中で、その日彼は巨億を失う危機にあった。しかも殺し屋の影がちらつき…。

  • 東京駅八重洲口の巨大な本屋の5階の平台に積まれていた。インスピレーションを感じて手にとった。読み始めて沸き立つように体がドクドクした。詩でありながらノベルだ。高貴な文学。ヘタレな推理小説の100冊分の価値のある崇高な詩小説だぜぇ。

  • 押し寄せる言葉の洪水の中に描かれるエリック・パッカーの一日。ハイテクリムジンの中で金融取引を続けるエリック。迫る危険の中にも破滅を羨望するエリックの運命や如何に。クローネンバーグが映画化するのが解るような奇妙な小説。ストーリーを味わうといいより、奇妙な雰囲気を肌で感じるのが良いだろう。

  • 祝文庫化
    クローネンバーグが映画化したそうで、、、少しばかりアレかも。。。
    Cosmopolis IMDb
    http://www.imdb.com/title/tt1480656/
    映画『コズモポリス』公式サイト
    http://cosmopolis.jp/

    新潮社のPR
    「若くして超巨大ハイテクリムジンから秒単位で金融取引を続ける時代の寵児エリック・パッカー。NYをゆっくりと移動する車の中で、その日彼は円の変動から巨億を失う危機にあった。しかも繰り返される謎の脅迫――殺し屋の影がちらつく間もビジネス、セックス、形而上学的対話に没頭する男のリムジンはどこへ行くのか。彼の運命は。現代世界文学最大の巨匠が放つ極上のサスペンス。」

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著者プロフィール

1936年、ニューヨークに生まれる。アメリカ合衆国を代表する小説家、劇作家の一人。1971年、『アメリカーナ』で小説家デビュー。代表作に、本書『ホワイトノイズ』(1985年)の他、『リブラ――時の秤』(1988年/邦訳=文藝春秋、1991年)、『マオⅡ』(1991年/邦訳=本の友社、2000年)、『アンダーワールド』(1997年/邦訳=新潮社、2002年)、『堕ちてゆく男』(2007年/邦訳=新潮社、2009年)、『ポイント・オメガ』(2010年/邦訳=水声社、2019年)、『ゼロ・K』(2016年)、『沈黙』(2020年/邦訳=水声社、2021年)などがある。

「2022年 『ホワイト・ノイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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