ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193129

感想・レビュー・書評

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  • 中編が2本入っている。
    刑務所のリタ・ヘイワース
    映画ショーシャンクの空にの原作。映画を見てとても良かったので原作が読みたくなってこの本を手に取った。最初の方は映画と同じだなあと思いながら読んでいたけど途中から違っていた。映画で老人が首吊り自殺をするシーンが好きなのだけど、そんなシーンは原作にはないし、アンディの無実を証明できる男が看守に打ち殺されたシーンも所長が拳銃自殺するシーンもなく、映画にあった血生臭いシーンはなかったから映画よりあっさりした印象だった。あと古い本だから言葉や皮肉がわからなかったりして読みにくかった。
    ゴールデンボーイ
    読後感悪い…初めにタイトルと共に転落の夏とあるように一人の少年が落ちていく様を書いた小説。
    読みながらこれは映画にしたら面白いんじゃないかと思ったらとうに映画化されていた。私が知らなかっただけで。今度映画も見てみようかと思っている。最初の方にちょこっとアンディの事が書かれていてそこは面白かった。
    恐怖の四季春夏編を読み終わったわけなのでそのうち秋冬編も読もうかなあと今は思っている。

  • まあ もういいかな

  • 「刑務所のリタ・ヘイワース」はコンパクトで良かったが、映画「ショーシャンクの空に」の方がよりコンパクトでその分印象深かった。「ゴールデンボーイ」も引きつける展開でおもしろかったが、全く恐くはなかった。両作ともつまらないわけではないけど、何か物足りない。 
    「トッドはアメリカ少年であり、しつこさが美徳のひとつだと教えこまれていた」という文があったが、アンディー・デュフレーンも相当しつこくて共通していると思った。

  • 刑務所での脱走を企てた囚人の物語と、恐ろしい子供のお話 春夏編がこれで、秋冬編が『スタンドバイミー』とは知らなかった...

著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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