ダーク・タワー〈5〉カーラの狼〈上〉 (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193471

感想・レビュー・書評

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  • 〈中間世界〉を離れ、とうとうローランドにとっても未知の場所へ。

    カーラの地とニューヨーク、ギリアドの最後へ場面は様々に移り変わります。

    リピートや変奏的なエピソードも多いですが、カーラの一新された独創的な世界はまるで別の作品のようで、飽きずに読むことができます。

    ルーントの謎、双子、亀、薔薇、子供の友情と家族の愛にも思いを馳せることができます。

    13番目の黒球、19という数字の偶然などミステリアスな部分も含んで次の展開が気になる一冊。

    マイアもこれからどうなってしまうのでしょうか…。

  • カーラの町に届いた最悪の報せ――謎の略奪者〈狼〉の来襲。双子ばかりが生まれるその町に一定の歳月ごとに現れる彼らは、双子の片割れを奪い去り、やがて巨人に育つ愚者として送り返す。いつしか町は諦めつつあった。その蛮行を。子どもが聡明さを失う哀しみを。そう、〈ガンスリンガー〉が現れるまでは。戦うことを思い出すまでは。シリーズ第V部。

  • キングの大長編「ダークタワー」第五部。第五部と言いつつ文庫本で9冊目。巻が進むにつれて面白さが増してる印象がある。
    第五部「カーラの狼」は今までの物語とはまた違った趣向があり、これだけでも独立した物語になりそうな設定。ここに来て様々な伏線や謎が登場し、物語が加速していく感じがある。とにかく続きが気になる。

  • 『タリスマン』のようなファンタジックな展開で、読んでいて面白かった。


    前作は過去の話でそれ自体が独立した話だったが、本作はダークタワーシリーズの本質に迫る内容。

    初期の作品である『呪われた町』から『ブラックハウス』をはじめとする様々な中期の作品まで、様々な作品との関連を見いだすことが出来、
    スティーヴンキングのあらゆる作品がダークタワーという大きな物語の一部であると分かる。

  • 話が、どんどん面白くなってきた。
    スターウォーズのライトセイバー、
    ハリーポッターのスニッチ、O.K. O.K. イイネ。
    結末にヒェー、続きを読みたい。

  • 話の終盤に近づく匂いがするー!
    スザンナの新しい人格はどうなるのか?
    狼とは誰なのか?目的は何なのか?
    謎が増えて面白くなってきたー

  • IVより好き。

  • 感想は下巻で。

  • 未読

  • (読了'08/05)

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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