- Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102223215
作品紹介・あらすじ
マットが通うフロリダの高校では、水鉄砲を使う"殺し屋"ゲームが大流行。勇躍、片思いの相手である標的ジェニーの家に向かうマットだったが、そこへ彼女の義父の命を狙う本物の殺し屋が登場、屋敷で鉢合わせする。さらに、樹上生活者、不法入国者、蟇蛙と宿敵の飼い犬らが絡みに絡み、騒動は核爆弾まで飛び出す大珍事に!人気コラムニストが初挑戦した爆笑クライム・ノヴェル。
感想・レビュー・書評
-
スラップスティックコメディが読みたくて、古本屋でこの本を見つけて買いました。
プロット・キャラクターとも徹底したカリカチュア。FBI捜査官はとても怪しいし、チョコチョコ出てくるマイアミの住人もなんだかとても変です。
ストーリーもハチャメチャです。次から次に事件が起こりますが、でもちゃんと最後にちゃんと落とし前をつけているところを見ると、ちゃんと計算されているようでもあります。
著者のデイヴ・バリーはユーモア・コラムニストとして有名な人だそうで、ピューリツァー賞を取った才人です。その所為でしょうか。ともかくも楽しめる話でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校で流行っている「殺し屋」ゲームの標的である片思いの相手を殺しに向かった少年。そこに彼女の父親を狙う本物の殺し屋が登場し…。
爆笑クライム・ノヴェル。
よく出来ているし、東江訳のテンポのよさもあってサクサク楽しんで読めた。
難しいことは言いっこなし。
ハイアセンあたりが好きならどうぞ。 -
笑いたい時に読む。