偽りの街 (新潮文庫 カ 18-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102380017

作品紹介・あらすじ

1936年、ベルリン。オリンピックを間近に控えながらも、ナチ党の独裁に屈し、ユダヤ人への迫害が始まったこの街で、失踪人探しを仕事にするグンターに、鉄鋼王ジクスから調査の依頼が舞い込んだ。ジクスの一人娘とその夫が殺され、高価な首飾りが盗まれたという。グンターはナチ党政府高官だった娘婿の身近を洗い始めるが…。破局の予感に震える街を舞台に描く傑作ハードボイルド。

感想・レビュー・書評

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  • 昔読んだ本

  • こういう皮肉というか、英国人ならではのユーモアというべきか、そういうのは大好きなのである。部屋が狭くてフットボールの試合もできない、みたいな。いや、こうやって書くとイマイチだけど、本当はもっといい感じのがナイスなところで使われてるわけですよ。
    とはいえ、最初の方はムフフってなるものの、段々と飽きるというか、そのインパクトが小さくなって、普通だーってなる。まぁ酷い話ですよ。
    と文句を言うわけだけども、なんだかんだと頑張る主人公は結構好きなので、妙に気になる別れ方をした彼女との展開を知るべく、次回作も読んでみるかね。

  • 二重の伏線が有る。

    素晴らしいミステリー!

  • 紹介:ミステリマガジン 2011年12月 P.198
    シリーズ第4弾が紹介

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著者プロフィール

フィリップ・カー(Philip Carr)(1953-2020)
フランス、モンペリエ大学名誉教授。著書に Phonology(Macmillan)など。

「2021年 『新版 英語音声学・音韻論入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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