脱スマホ脳かんたんマニュアル (新潮文庫 ハ 60-1)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102402818

作品紹介・あらすじ

集中力が続かない。時間の使い方がヘタ。いつも寝不足。原因は、もしかしたらスマホにあるのかも。スマホを使っているとき、脳には一体何が起きている?――勉強しているときスマホを隣の部屋に置くと効率アップ。何かを覚えるときはタブレットではなく紙で読もう。睡眠が記憶を定着させる。SNSを使いすぎると幸福度が下がる? 知っておけば絶対安心、スマホとかしこく付き合うための本。

感想・レビュー・書評

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    • workmaさん
       スマホは便利だけども、それゆえ『中毒性』が高いんですよね…ということが、よく分かる本。
       自分の職場の昼休憩時間、食べたあとは皆一様にスマ...
       スマホは便利だけども、それゆえ『中毒性』が高いんですよね…ということが、よく分かる本。
       自分の職場の昼休憩時間、食べたあとは皆一様にスマホ視聴。右へ倣え…式に、自分もそうやってた。
       でも、あるとき、なんだかつまらなくなり、好きな園芸の雑誌を読んでみた。
      すると。

      発見がいっぱい!
      ガーデニングしたくなる!
      目も疲れない!

      その要領で、最近は読書してます…

       家だとやることがあり、集中して本を読む時間がなかなかとれなかったので、これはいい!
       そのうちに編み物にも挑戦したい。

      スマホから離れると、リアルでいろんなことができるんだな〜と、実感しました(゚∀゚)
      2024/02/03
  • 子ども対象ということで読みやすいかと思い購入。私もスマホ脳状態かもと思って付箋だらけ。スマホと賢く付き合うためにスマホお休み時間を設けまーす。
    「一番かんたんに、そしてエネルギー的に安上がりにドーパミンを出せるのは…そうスマホやタブレットを使う時です。」「新しい体験をしたい、そして“いいね!”を1つでも多くほしいのです。」「スマホやタブレットがこっそり私たちの脳をハッキングしたようなものなのです。」あちゃー。
    スクリーンと紙なら「難しい文章の場合は紙で読んだほうが良い」「文章に貼られたリンクが私たちの気を散らす」「リンクをクリックしないと決めること自体に何度も脳の容量を使ったせい」「スクリーンでは流し読みをするのに慣れていて、部分的に飛ばして読んでしまう」
    デジタル健忘症という、どこか別の場所に保存されていることがわかっていると、脳は自分で覚えておくのをさぼるという。理性的で行動のブレーキをかける前頭葉の機能は25歳頃に完成、10代のスマホ長時間視聴によるドーパミン放出は影響の可能性の指摘あり。側坐核は自分の話をする時やほめられた時にも活発になるので現実場面でいいね!が大事。SNSをよく使うほど幸福感が下がるんですって。アルゴリズムでユーザーの画面に何を見せるか決められている、怒らせボタン、怖がらせボタン、やっぱりねボタンで効果的なメッセージがこめられ、自分が信じていることばかり目にする『エコーチェンバー現象』にはまってしまうとのこと。トホホなことばかり。
    スウェーデンではこの著書と最強脳2冊を学校で無料配布、約24万5千人の子どもたちが受け取っているという。

  • 「スマホ脳」の作者による、10代向けの本。何故つい時間を使ってスマホを見てしまうのか、どうしたら前みたいにいろいろな事に取り組めるのか、睡眠のもたらす効果など、10代に限らず役に立つ情報が得られる。「スマホ脳」読んでなかったけど、読もうと思った。認知症にならないように。

  • スマホをダラダラ見てしまうのを、やめたいなあと思って読んでみた。

    スマホを一度見てしまうと、気合いで「よし!もう終わり!」「ダラダラ見ないぞ!」ってするのは難しいんだってことがわかった。
    脳の仕組み的に難しい!

    学びたい!って時は、スマホを別の部屋に置いとくとか、目に入らないようにした方がいいらしい。
    近くにあるだけで集中力が下がるのと、
    スクリーンより紙のほうが記憶されやすい(ドーパミンを抑える!ってことに脳の容量を割かないから)のと、
    中断されて集中力が細切れにならないので。

    アプリの通知を無視できないのは、脳は「もしかすると!」が大好きで、スマホの通知くると「もしかすると何かワクワクすることが起きたのかも!」となるかららしい。めっちゃ思い当たる節があって、納得感があった。

  • 子どものスクリーン時間の制約に

    毎日最低1時間運動
    9〜11時間寝て
    スクリーンタイムは2時間以内

    スマホは見えるところにあるだけで
    使わないようにすることに脳ががんばってしまうので、集中したいときは別の部屋に置く。

  • 『スマホ脳』を若い層向けにまとめた本。
    スマホ脳読んだのに忘れてるな…
    事例とともにエッセンスが抽出されているので分かりやすい。
    使わないではなくスクリーン機器の

    、便利な機能は活用し
    悪影響を及ぼす部分を理解して気をつける
    心身共に元気で脳が働くようにする
    そのために大切な睡眠、運動、実際人と会う、ための時間が足りなくならないようにする

    ための本。

  • スマホが与える影響について考えてみたくて読んだ。

    印象の残ったフレーズは
    今の大人が子供の頃のスクリーンタイムは0時間。
    今の子供は4〜5時間。歴史上で人間の行動が短期間で変わったことはない。
    新しいテクノロジーが出ると悪影響が懸念されてきたが、どれも四六時中一緒ではないしポケットにも入らない
    的な文章。

    スマホを去るようになってから
    周りに目を配ることも減った気がするし
    感受性下がった気がするに
    なんとなーぬ脳がきゅーってしてる感じがある。

    スマホを手放せなくなった今、自分なりの上手な付き合い方を考えなきゃいけないんだろうな。

  • 結局、スマホやSNSそのものが悪いのではなく中毒になってしまうメカニズムに問題あり。特に若いうちは理性を司る前頭葉が未発達なため、延々と使い続けてしまう。親がしっかりしなくては。

  • スマホ脳というワードを最近よく目にするな〜と思って読んだ
    どんな良いものも過剰に摂取したら毒になりますよという話

  • スマホに頼ると記憶が定着しない、スクリーンで読むより紙で読んだほうが覚える。
    流し読みならスクリーンの方が良い。
    こういったことが書かれている。これは僕は肯定的にとらえて活用している事柄だ。
    だが若い読者だとそうはいかないのかもしれない。
    しかし僕にはもう記憶力を試す入試もないし、ノルマもないし、別に構わないのだ。
    たくさんのものにざらっと触れるのに、デジタル機器は、スクリーンはとても良い。
    なお、この本は紙で読みました。

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著者プロフィール

精神科医。カロリンスカ医科大学卒業。王家が名誉院長を務めるストックホルムのソフィアヘメット病院に勤務しながら、有名テレビ番組でナビゲーターを務める。『一流の頭脳』が人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れ、世界的ベストセラーに。前作『スマホ脳』は日本でも爆発的にヒットした。

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