テスタメント 下巻 (新潮文庫 ク 23-20)

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  • Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102409206

作品紹介・あらすじ

悪天候と伝染病に支配され、猛獣が跋扈するブラジル奥地への決死の探索行の末に、ネイトは奇跡的にレイチェルに巡り合う。宗教活動に身を捧げるレイチェルとの心の触れ合いも束の間、デング熱に冒され死の淵を彷徨うネイト。一方、フェランの遺族は、遺言の無効を訴えて裁判を起こす。亡き老人の遺した周到な罠にどこまでも操られる人間たち。莫大な遺産を最後に手にするのは-。

感想・レビュー・書評

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  • 読後のスッキリ感がなんとも言えない

  • ネイトが証人に尋問する場面は面白い
    情けない弁護士というイメージが一転
    これまでの流れと違って心温まる結末

  • ネイトが遺族たちに尋問して、証言を記録していく部分が面白かった。最後は、ややあっけなく、でもこれがやっぱりベストかなあという結末。上巻では感じられなかったが、テーマはネイトが過去のことを清算して、今回の出来事を通じて立ち直ったか。

  • 悪天候と伝染病に支配され、猛獣が跋扈するブラジル奥地への決死の探索行の末に、ネイトは奇跡的にレイチェルに巡り合う。宗教活動に身を捧げるレイチェルとの心の触れ合いも束の間、デング熱に冒され死の淵を彷徨うネイト。一方、フェランの遺族は、遺言の無効を訴えて裁判を起こす。亡き老人の遺した周到な罠にどこまでも操られる人間たち。莫大な遺産を最後に手にするのは―。

    デング熱は怖い。それはともかく、何ともハートウォーミングな着地であった。17年前、単行本刊行時に一度読みかけたが、途中で投げ出したことがある。ちょっと後悔。

  • ただ、長いだけの駄作

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著者プロフィール

ジョン・グリシャム
一九五五年アーカンソー州生まれ。野球選手になることを夢見て育つ。ロースクール卒業後、八一年から十年にわたり刑事事件と人身傷害訴訟を専門に弁護士として活躍し、その間にミシシッピ州下院議員も務めた。八九年『評決のとき』を出版。以後、『法律事務所』『ペリカン文書』『依頼人』『危険な弁護士』など話題作を執筆。その作品は四十ヶ国語で翻訳出版されている。

「2022年 『「グレート・ギャツビー」を追え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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