テロリストの回廊(上) (新潮文庫 ク 28-51)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102472514

作品紹介・あらすじ

パキスタン沖三海里、会合点F――。CIA工作員ムーアは、タリバン捕虜をインド政府から密かに引き渡してもらうためパキスタン海軍の高速攻撃艇で現地に向かう。しかし、突如、同海軍の潜水艦が出現、魚雷攻撃を受けた。辛くも難を逃れたムーアは事件の調査を開始。やがてタリバン組織の幹部二人が浮かび上がる。その真の目的は? 圧倒的なスケールで描くリアルタイム軍事テロ小説。

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物が多いので、話についていくのが、大変❣️

  • 元SEAL隊員のムーア。
    アフガニスタンのテロリスト、メキシコの麻薬組織との連合との戦い。
    アメリカとの国境をトンネルを掘って密輸。

  • 911以降、アメリカ合衆国に対する攻撃は如何なる手段も想定されるようになってきた。過日もホワイトハウスに当職員の操縦のドローンが不時着して物議を醸したのは記憶に新しい。
    本書冒頭に描かれているパキスタン北部は、イスラム過激派組織の実行支配地域が多く彼ら武器調達のベースの一つとなっていることは想像に難くない。彼等の入手した武器がアメリカに持ち込まれた場合、アメリカ合衆国の活動は著しく阻害されることになり、そうならないように水際の入国管理は益々厳しくなっているのが現実である。
    クランシーは、本作でメキシコの麻薬カルテルとイスラム過激派組織の繋がりを軸に合衆国のセキュリティに迫る。

  • なんだかトムクランシーのパワーが無くなった感じがする。下巻で巻き返しなるか?

  • 最後まで読んでいないのですが、
    何か、残念な思いで、本をしまいました。

    何でしょうねぇ。。。
    何かとても物足りないです。

    まぁ、読む気が起きたら
    手に取るかもしれませんが・・・

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • あまりに多くの人間が登場し、同時進行的に話が進行するのは、戦略もの小説で良くある話ではあるが、戦争や兵器が主人公ではない本作では話が分かりにくく、また、ついでにいうとメキシコ人の名や組織が同じ様な名前ばかりで、最初はひたすら、話が分かりにくいうえに、兎に角、話が進まない。また、主人公の過去がついでにフラッシュバックする時系列の混乱がさらに拍車をかけ、読むのが辛い。

  • 亡くなってしまったんですよねぇ。
    死因が、伝えられないのがちょっと気になりなりますが。

    ジャック・ライアンシリーズでも、ネット・フォースシリーズでも、
    あるいは、ジョン・クラークものでもありません。
    まだトム・クランシーが存命ならば、『ニュー・ヒーロー登場』とでも
    なるのではないかと思いますが・・・。

    アメリカを悩ますクスリとテロの問題。
    それが組み合わさったら・・・。
    怖い問題ですね。

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著者プロフィール

Tom Clancy
トム・クランシー
1947年メリーランド州ボルチモア生まれ。1984年『レッド・オクトーバーを追え!』が大ベストセラーとなり、流行作家の仲間入りを果たす。同作の主人公ジャック・ライアンが活躍するシリーズのほか、『オプ・センター』シリーズや『ネットフォース』シリーズ(いずれも共著)など、数々のヒット作を生み、ゲーム制作にも乗り出した。2013年死去。

〈トム・クランシーのオプ・センター〉
謀略の砂塵(上・下)
北朝鮮急襲(上・下)
復讐の大地(上・下)
暗黒地帯(ルビ:ダーク・ゾーン)(上・下)
黙約の凍土(上・下)
ブラック・ワスプ出動指令(上・下)

「2022年 『ブラック・ワスプ出動指令(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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