龍神の雨

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1852
感想 : 339
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103003335

感想・レビュー・書評

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  • 血の繋がってない父親と残された兄妹と、血の繋がってない母親と残された兄弟と変態店長と殺人と雨のはなし。
    まままさかの!お前だったんかーい!てなって面白かった。あと家族は大事。なんでこんなにもうまくいかないのか!てなった。皆が皆、勘違いで、気づいた時にはもう元には戻れない。
    龍、雨、海、病気、海の家、うきわ。
    半沢、スカーフ、脅迫状、ビル。

  • 途中で話が急展開で、意外な人物が絡んできてびっくり。ただ、最後が少し救いようのない話で、ちょっと読後感が良くなかった…。アンハッピーエンドの話は嫌いじゃないけど、蓮に高感度を持つような話なだけに、余計に…。

  • 目次の書き方にめちゃくちゃ惹かれて借りた一冊

    事件の真相は意外なところにあったし面白かったんだけど、何となく間延びした感じ…

  • 読後の爽快感はないけど好きな作品。道尾さんらしい作品です。続きが気になって一気読み!暗い作品と言うよりは黒い作品という印象を受けました。

  • 初めての道尾秀介作品。ぐいぐい引き込まれた。犯人の意外性。ただ、蓮と楓が報われない。

  • さすが道尾さん、本当に裏切らないなと思った。相変わらず、感情の描写が上手い…。雨をバックにどんどん物語が展開していき、中盤以降はもう目が離せなかったです。あとがきにもあったけど、要所要所の伏線をどう捉えるかで想像が膨らむのも面白い。どんでん返しにも驚かされました。星5つ!

  • よくまとまったミステリー。面白かった。話の中でずっと降っている雨が、暗澹とした雰囲気を醸し出してる。でも、道尾秀介だったら、もっとすごいことが待ってる!と思っていたので、ちょっと肩透かし。

  • 少しえぐい話だった気もするが、本当に面白かった。
    個人的には道尾作品の中で一番好きだ。

  • 面白かった。

    久しぶりに重くてぐいぐい読める本に出会った。
    こういうのが読みたかったんだよと(笑)

    主人公達が色んな人を疑う度に
    私も不審に思い一緒に疑いながら読んだ本。

  • 主人公(達)がどんどん巻き込まれて行く悲劇は、ドキドキして嫌いだ。読み飛ばそうかと思うくらい。ま、でもこれは最後まで読んで良かった。そういえば片目の猿んときもそんな印象だったなあ。救いようのない話か?いやそうでもないみたいな。

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著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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