- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103026518
感想・レビュー・書評
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嫁になる、という事だけしか認識してなかった人の
結婚前、結婚後の内心。
嫁になる覚悟とかいう前に、それすら考えなければ
こうなってしまうのか…という状態。
確かにこれは嫁に出すには恥ずかしいやもしれませんが
嫁の立場では、何でもかんでも合わせろと言うのは…。
しかも、旦那になった人は「合わせるつもり」という。
ならば正月、あちらにあいさつなどに
いかないのだろうか?
自分の家の流儀を、ちょっと持ち込んだりは
しないのだろうか??
まぁもしかしたら、お断りしてるのかもしれないが。
今現在、盆暮れ正月は何もしません、という人が
多いわけですから、それを考えると旦那様は
けっこうきっちりしてるな、と。
しかしお兄さんとその嫁さんが登場しない。
逃げているのか、放置しているのか…どっちでしょう?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
田舎の名家の息子と結婚したために、実家とのあまりの違いに戸惑い、憤り、切れながらも奮闘する内容。
なんだかんだで夫の実家としっかりつきあっているところがえらい。私なら無理かもしれない、と思いました。
ただこの夫婦、愛情から結婚したと言うより、同士の意識でルームシェアしている感じです。
夫婦にはいろいろな形がある、といったところで、この二人は特殊な形であるように思います。
そういった点も、読んでいておもしろかったです。 -
主人公モソはフリーライター。関西地方出身 相方磯次郎との結婚は色々大変。
楽に読める本。
結婚って当人同士の問題以外が本当に大変。全く違う価値観の家(両親・親戚込み)がかかわり合うのだから。
特に嫁は……。ある程度双方に諦めっていうか、慣れってものが生まれるまではね。
まぁ経験者は語るだけどね♪ -
相手が田舎の名家の息子なばっかりに、次から次へと「婚家のしきたり」という名の災難が降りかかる。こんな結婚、するんじゃなかった!? 爆笑エッセイ!!
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気楽に読める本として借りてみた。
想像通りの気楽さで読みやすかった。
こんな嫁がいてもいいんだ、というちょっとした自分への甘えにもなったし。
それにしても田舎の名家って大変だなぁ。 -
なんか大変。。。読みやすい口調で、大変。
独身生活を謳歌している私には、すごく恐怖を感じる一冊。
フリーライターとして気ままな生活を送る主人公のもそが、田舎のしきたりの多い家に嫁ぐ大変さを語っている。
私の家も作者と同じで、行事が少ない都会っ子なので、こんな田舎の家にとつぐのは、本当に怖い。
でも、作者はなんだかんだいいながら、頑張っていてえらいと思った。
しきたりにうんざりして、長男一家が帰ってこないところに、リアリティーがあります。。。
本当に怖い。 -
結婚前に釣書を要求するような、義父母との戦い(?)をつづったエッセイ。
現代でもこんなことが! と驚くエピソード。
私にはできない。
口汚く罵っているが、筆者は頑張っている。
面白いが、愛情はあまり感じられない。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-cd6c.html -
なかなか面白かったです。内容もですが、この人の語り方がうまいってのもあるんだと思う。
足が臭くてカピバラに似てて風俗の好きな男と結婚。
相手の実家は医者で「財産目当てだろう」と言われつつ、どうにか結婚にこぎつけたまではよかったが、その後夫の実家&その地方の儀式的とも思えるような数々のしきたりにとんでもない苦労をすることに。
墓場は体育館半分ほどの敷地。家の敷地には蔵。夕食が出来上がるのは23時!?いくら違う環境で育ったとは言え、夫の常識と自分の常識の違いに辟易・・・ -
10.03.26 読了。
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母親に勧められて斜め読みした本。
すごーく面白いけど、読んでて悲惨。
幸せな結婚生活を送るためにももっと自分を磨こうと思わされた(笑)
すごくかっこいいおっさんになりたい。 -
異文化体験というが、何も外国へ行かなくても充分 異文化体験は可能なのです。
30歳過ぎて 結婚した相手が、田舎の元庄屋という家の息子で、お盆やお正月にへ〜っと
思うようなことが 沢山。
挿絵も 面白い