- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103030737
作品紹介・あらすじ
「薫物御前は、良くねえ女だった。俺が見た訳じゃねえよ。もっと昔の話だ」-昭和初期の青森、魔女伝説が残る場所"薫物様"で、次々と起こる怪事件。相談を受けたイタコの千歳は、悲劇の連鎖を止めることができるのか?超常現象をごく論理的に解釈する千歳と、おばけ嫌いなのになぜか霊の声を聞いてしまう助手の幸代が巻き込まれる猟奇的難事件の数々。怖さ、切なさ、大増量の「オカルティック・ミステリ」シリーズ第2弾。
感想・レビュー・書評
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幸代さんを巡る新志さんと高雄さんのやりとりが欲しくなってしまう……
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よく読まないと誰が言っているのか、文章の言い回しが自分がよく読む本と違うので繰り返して読むと意味がわかり時間をかけて読まなくてはいけないのでこの本と一緒いる時間が長くなり親密度が増す。
駆け足で読める本とは違う本と付き合うのも悪くはないと思えるのも他著の
愛菜の本棚のおかげかも。 -
若くして未亡人となり、イタコとなったお嬢様の千歳と、元娼婦でもある義理の姉の幸代のコンビが贈る多少オカルトありの探偵もの。おおー、ますます面白くなってきた!これ二巻のが面白いわ。千歳の亡き夫への想いとか、オカルトが現実とがともに平面に存在する千歳の視界とか、幸代が一緒にいるとこの組み合わせがまた面白い。昭和初期の弘前が舞台というのがまた盛り上げる。これはいろいろと正解だわ~。表紙とはちょっと違った感じのミステリです。おすすめ。
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シリーズ第2弾
昭和初期の青森
盲目の美少女イタコを中心にしたミステリー
前作より、イタコの千歳が活躍してたし
その他のキャラも魅力が増した感じ。
ただ、イラストは内容に合わないよね・・・ -
(収録作品)魔所/これはこの世のことならず/白い虫/馬市にて/エピローグ 逢魔が時
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シリーズ2作目。
幸代が前面に出ていた前作とは違って、語り手が千歳だったり他の登場人物だったりして、バランス良くすっきり纏まってこなれた感。
前作よりもオカルト度が増しています。
時代設定が昭和初期ということで、作中に登場する新聞の論調も今とは違っていたりと、当時の時代背景が伺い知れるのも読んでいて面白いです。
薫物様の影がそこここに感じられたので、まだ続きそうですね。
次作で何か展開がある感じでしょうか。
次作は装丁が変われば良いな(ボソッ) -
少し千歳の活躍が増えた。
前作よりは、タイトルに沿ったものになっていると思う。
ライトノベル、というジャンルになるのかわからないけど、
表紙・中挿絵のイラストが軽すぎて、そぐわない感じがする。
私のイメージとは全然違う。
女性向けのミステリーマンガ誌で、漫画化するならこの絵でいいかもれしれないけど。。。
登場人物を絵にするのって難しいね。 -
前巻よりも千歳のイタコの力を使う場面が増え、サブタイトルの『イタコ千歳のあやかし…』に沿った話になったと思う。
千歳の亡くなった旦那様の存在が強くなってきましたが成仏はしないのでしょうか? -
イタコの謎解きシリーズ②
うーん(´Д`)
1巻のほうが面白かったな。
事件はあるんだけど、登場人物にあまり動きがないからかな…? -
前作で、メインキャラクターが出揃ったので、
今作は、お話の方に集中できたのでしょうか…??、
前作と比べると、オカルトミステリーの要素は強くなりました…。
本格的なミステリーを追求されると、物足りないでしょうが…、
あくまでも…ライトノベルですので…。
ということで…、前半の2編は、よかったと思います…。