ドッグマザー

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 119
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103060741

感想・レビュー・書評

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  • 文体がすごく好き。畳み掛けるような意味の理解しづらい文字のテンポが軽快。
    性描写が多いが、ソレ含め僕はおもしろかった。

  • 終盤の宗教祭の一連の流れから最後の一行で、今作の一、二章はもとより前作『ゴッドスター』のすべて(とくにタイトル)に明確に、不遜なほどあからさまにこの一連の物語が「国盗り物語」だと明かされる瞬間の衝撃。やはり古川日出男は地平を切り開く、“日本文学”の作家だ。

著者プロフィール

1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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