- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103065715
感想・レビュー・書評
-
今作もだいぶ偏ってますな〜
考え方としては納得できるところもありできないところもありって感じですが…
それにしても海堂尊さんの生み出すキャラクターはクセのあるキャラクターが多いんですがとくに女性キャラは本当にアクが強い詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了日2010/07
映画化になった海堂尊の作品、「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」に続き三作目映画化予定。
医療関連の話はやっぱり私には難しい。。。
けど、母となってこの本を読むと、泣けてしまう。
お産は病気ではない、死ぬことなんてない、五体満足で生まれてくることは当たり前と思ってしまっているけど、笑顔で病院を送り出してもらうということは、奇跡なのだど改めて思い知らされました。
そして、5億分の1と500分の1の確率でユイが生まれてきたのかと思うと、我が子が一層いとおしく感じます。
体外受精と代理母の問題は、すごく微妙で、主人公理恵がしたことは、医者の立場を利用した犯罪ともとれる行動だったけど、今の政治も、子育て支援や子ども手当とかで、子ども増やすのに為になってるのかなってないのわからない政策を行ってることを考えると理恵の気持ちもわからなくもないかな・・・ -
読み始めは、なんとなく退屈な感じがしたけど
読み進めると、とても面白かった
チームバチスタの栄光を書かれた方の本だとか、
さすが外科医なだけに話は深くて面白い
厚生省の批判もバンバン、なんだか 医療の裏を少しかじれたかも
どんな時でも、冷静に物事の先を見据える目と、
常に最悪の事態を想定し行動する事は、主人公を見習いたいと思った
中盤引き込まれただけに、最後に無理やりタイトルをくっつけた感が少し残念だったかも -
少し乱暴な内容に思えました(>_<)
私の個人的な感想なのですみません -
妊娠、出産、医療と医学、代理母出産。理恵が清川に語った最終保険の話、本当かな。はったりだと思いたい。初めは堕ろしに来たのに、最後にはどんな子どもであっても、1人でも産むと決めたユミに心打たれた。続編も気になる。
-
マドンナの前の話だった。話はマドンナとリンクしていた。マドンナを先に読んでいたから、患者の裏のことまで分かった。ちょっと先に結論を読んでしまった感じ(苦笑)
-
映画といろいろ違うところがあって・・・考えさせられたけど・・・
-
おもしろかった。
妊娠・出産の難しさ、その奇跡を目の当たりにしてくれる。
また、医療行政・地域医療の現状がわかりやすかった。
母親は強いなぁ〜 -
不妊治療と代理母出産を手掛けるクールウィッチ曽根崎。現在、産婦人科医不足が叫ばれる中、医師という立場から医療と法律、そして行政の問題について描かれた作品。本来は同じ方向を目指すべきである事柄が、何故か争う形になる現状は考えねばならない。
ただ、この曽根崎という医師が独特の倫理観の中から行動しているので、好き嫌いは別れるかもしれない。