- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103147633
作品紹介・あらすじ
平社員ならぬ万年平教授は見た。横領?セクハラ?アカハラ?相変わらずのポスト争い…筑波大、東工大、中央大を知り抜く著者が、工学部キャンパスの日常に勃発する「犯罪」を明かす。
感想・レビュー・書評
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ヒラノ教授シリーズだけど、2冊めで、すでに時代がバラバラ。思いつくままに経験談を綴った本。もういいかな。
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工学部の教授を歴任した筆者が大学工学部の出来事(セクハラ、アカハラ、研究費流用等々)を明かす。
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現在ではこういうことを堂々と語ると、いろいろ問題がありそうだし、若手研究者からみるとそんな時代はもう終わっているにもかかわらず大学や大学教員のことを知らない人が真に受けたら誤解されて叩かれそうだな、と危機意識の方が先に立ってしまう。在りし日の読み物としては、軽快な語り口で楽しめる。
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配置場所:摂枚普通図書
請求記号:377.21||K
資料ID:95120781 -
アカデミズムの世界は知る由もないが、「学究一筋」だけではダメか。良い仕事さえすれば陰で見ている人々が評価してくれる・・・会社における妄想と同じです。
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工学部ヒラノ教授シリーズである。著者の分身であるヒラノ教授の、これまでの研究者としての違反や違法を告白したものである。今となってはアルアルネタだが、現在進行形だったらマズイ案件ばかりだ。
筒井康隆の文学部唯野教授は作り話なので大げさな事件ばかりだが、本書はリアリティあると思ったら97%真実だそうだ。それだけに、大学教授など学者社会の実態がわかっておもしろい。
本書は気軽で読みやすく一日で読めてしまう。特に、過去から未来のどこかで理工系大学に縁があった(あるかもしれない)人にはお勧めである。 -
初めてこの作者の本を読んだ。私の知らない世界で、楽しくよめた。
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推理ものかと思ったら大間違いでした。大学の内情暴露本。関係ない人間には全然面白くないよ~