たくさんのタブー

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103194149

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  • 1976年新潮社発行のノベルズ版。20編。どうやら未読だったもよう。いろいろな版が出ているはずだが、古い方に属するものと思われる。でも意外と記憶に残っていない。毒のある作品が少ないからか、読んでいる最中の集中力が何らかの原因で削がれたか。『逃亡の部屋』心中しようと地方のホテルへ行くカップルというパターンは他にもあるが、いつも奇想天外なパターンからこれは幸せになるパターン。星さんの作品はよく似たパターンが時々出てくるが中間から最後は全然違う。毎度ながら星さんはすーと読めて面白い。

    収録作。『解決策』『重要な部分』『おかしな青年』『逃亡の部屋』『勧誘』『車の客』『うけついだ仕事』『ひとつのタブー』『死ぬほど』『知人たち』『あれ』『親子の関係』『背中のやつ』『少年期』『きょうという日』『海岸のさわぎ』『頭のいい子』『悲哀』『きつね小僧』『クロベエの紹介』。『重要な部分』は読んだ記憶があり。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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