グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 272
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103288213

感想・レビュー・書評

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  • ソニー→無職→Google日本支社社長となった筆者の生き様はとても面白いものであった。また、筆者がソニーで経験したことは素晴らしいことである。しかし、同時にソニー社内全体の人間関係について疑問となる部分が多く垣間見えた。Googleの快進撃は誰もが知るところであるが、日本人としては今後のSONYからのイノベーティブな製品発表もとても期待したいところである。

  • 内容が希薄?

  • 人生いろいろですね…

  • 本書を読んで良かった点

    1.
    1980年台後半から2010年くらいまでの、世界のビジネスの潮流の変化が著者の経験したソニーとグーグルの視点から鳥瞰することができる。
    具体的には、アナログ→デジタル・オフライン→オンライン・パーソナルコンピューティング→クラウドへetc
    そのパラダイムシフトを体感し、今後の世の中の流れを考える上でとても勉強になった。

    2.
    著者に好感が持てる。
    ソニー出身で、Google日本法人の前社長なんて、どんだけエリートかと思いきや、(エリートであることに違いはないのだが)
    ・ハローワークに通ったことがある!
    ・横柄な外国人に、文句を言っている!
    ・上司にたて突いている!
    ・2ちゃんで悪口を書かれている!!
    ・事業部のリーダーになったときに、製造現場のラインに入って現場を学ぼうとしている!!
    など

    文章や構成も上手くて、とてもいい本だと思います。

  • 自由闊達なイメージがあるグーグル.
    かつてのソニーもそうだったに違いないのだが、
    今は大企業として、どうしてもセクショナリズムを
    優先してしまう組織になっていると、筆者は言っています。

    ソニーや、グーグルの社風なども、面白く読みました。
    そして、クラウド なる言葉も、この本で概ね理解できあした。

    よろしければブログでも
    http://ameblo.jp/kymt/entry-10908265146.html

  • 自分で切り開いていくことの大切さ、ビジネスにおいてスピード感が非常に重要であることの重用さを勉強できた。
    ヒエラルキーや形式にこだわらず、チャレンジし続けなければ、自分の人生を切り開いていかなければ。

  • 題名から、ソニーの経験はグーグルでも活かせるという内容かと思ってが、ソニー時代の取り組みや苦悩が書かれていた。外から見ているソニーのイメージと違うところあり、日本のメーカーは、どこも同じなんだな〜と感じた。グーグルに入りクラウドビジネスを実感され、人や企業は常に変化し続けて行かないと行けないと最認識されているところが、ソニーで色々な取り組みをされてきた辻野さんだからこその説得力のある発言だと感じた。
    現在の自分にとって大変参考になりました!

  • 第一にソニー愛を,第二に筆者の非常な有能さを感じた.自分が信じる正しいことをこれ以上通せないと感じたとき,もう一度読み返したい.

  • 野中郁次郎『経営は哲学なり』では、ソニーの経営哲学を徹底紹介!!

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著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。1984年に慶應義塾大学大学院工学研究科を修了し、ソニーに入社。1988年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。VAIO、ホームビデオ等の事業責任者やカンパニープレジデントを歴任した後、2006年3月にソニーを退社。翌年グーグルに入社し、グーグル日本法人代表取締役社長を務める。2010年4月にグーグルを退社し、アレックス株式会社を創業。現在、同社代表取締役社長兼CEOを務める。近著に『「出る杭」は伸ばせ! なぜ日本からグーグルは生まれないのか?』(文藝春秋)など。

「2018年 『日本再興のカギを握る「ソニーのDNA」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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