- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103289821
作品紹介・あらすじ
千絵とモス。同じ専門学校の寮で暮らす二人は、実は思いもよらない間柄。その関係が明らかになった時、二人の人生に大きな転機が訪れて-自分と社会の間で揺れる少女の心を描く意欲作。
感想・レビュー・書評
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神田茜いいわ
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精神科医の由加利先生が、優しくて、安心した。
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テーマが解離性障害(多重人格)だったので、なかなか読破までしんどかったです。
帯に、マイナス思考×超ポジティブと書いてあったけど…そんな感じでもなかったかと思います。
ちょっとしんどかったです。 -
『ぼくの守る星』が結構良かったので期待して読んだら、予想以上につまらなかった。
すぐに二人がどういう関係かわかるし、展開は無理やりだし、心打つわけでもなく、面白くもない。
まあ、これは失敗作ですね。
もう一作読んで判断したい。
途中で止めれば良かった。
誰にもおすすめしません。 -
乖離性人格障害の主人公・千絵と千絵の中の別人格モス、そして主治医の精神科医のパートからなる千絵の成長譚。著者の神田茜さんは『女子芸人』でしった現役の芸人さんである。本作より『女子芸人』のほうが私は好きだ。2013/352
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解離性同一性障害
まさかね、と思いながら読み進めたが、実際にいるんだ、実際に。
本人も周りも気が付いていないだけで、ストレス障害や人格障害を抱えて、なんとかごまかして社会の中で適応している人たちが。 -
解離性障害で二つの人格…千絵とモスを持つ18歳の少女。服飾の専門学校、あやしい美容販売員を経て統合するまで。テーマはいいけど宗教団体だったというオチが。。
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自由奔放なモス、何事にも自信をもてない千絵、辛い過去を忘れることから生まれたフランクなどの多重人格をもつ患者と、その病気を治そうとする精神科医由加利との間の闘病記的な重い主題を扱った作品。
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まず、こういう病気について私自身が理解ができていない。だからイマイチわからない。