- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103330417
作品紹介・あらすじ
あのロングセラーから埋もれた名著まで食いしんぼうの味方、72冊。レシピ付き。
感想・レビュー・書評
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表紙に惹かれた。
細かい字でび~っしり印字されている
『私の好きな料理の本』のタイトル。
若干はじまりつつあるこの老眼でも
(あ、石田千さんのきんぴらふねふねだ。)
と、ピントはすぐに合った。
パラリとページを捲ると
まるで未開の地にでも踏み込んだごとく
知らない本ばっかり。
料理にさしたる興味もなし、
この国からは速攻で追放されかねない…
と、観念はしていたものの
蓋をあけてみれば
予想以上の面白さ。
読後はこの国の住人になってもいい♪と思
える程、興味深く楽しめた。(^^;
この著者は料理家ではなく、
料理本のスタイリスト。
どうりで紹介されてる料理本の装丁が美しいはずだ。
ただ、それも実のある、活かしてなんぼ、
親から子へと伝承し、ボロになればなるほど増すほうの美しさ。
千さんへのインタビューも興味深く、
いい本を紹介してもらったな、と思えた一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
料理の本の本。
料理の本はいっぱい買う。ネットで調べたレシピは味までうすっぺらい気がして。もちろん気のせいだが、リピートするレシピは、不思議と料理本で知ったものが多い。なんでだろう。いわゆる食談の本も多い。開高健、檀一雄、池波正太郎。ダイエット中に悶絶しながら読んだのは東海林さだおの丸かじりシリーズ。この人の漫画はちっとも面白くないが、こいつは面白かったな。
と思いながら読んだが、この人とは食の趣味はあまりあわないみたいだった。ぼくが読んだ(参考にした)本も出ては来るが、なんか読んでいるところが違う気がした。男と女の違いなんだろうか。 -
料理本についてのエッセイから派生して、料理人たちの話とか。面白かったー。料理本への愛が感じられました。私の好きな本も数冊あってまたうれしかった。「私の英国菓子」とか、お金のない学生時代に買いましたよ〜。憧れだったのです。
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著者はフードスタイリストをされている方。
古いものから比較的新しいものまで、著者が好きな料理本を紹介。それらの本に連なる様々な料理家さんとのエピソードも。 -
掲載元/Ginza
2013年1月号
目利き書店員のリレーコラム第21回
ブックファースト梅田2階店 藤原洋子さん -
装丁が前々から気になっていて、図書館で借りてみた。
がつがつ読むわけでもなく、実際に料理に活用するわけでもなく、ぱらりぱらりと料理本の写真を眺めたり、ぼつぼつと言葉を目で追ってみたりしているうちに貸出期限が迫ってきて返却。その後しばらくしてからまた目に留まって、そういえばまだ最後まで読み切ってなかったナーとおもって再度借りてきた。
今回もまたのんびり眺めたり読んだりしている。
本の佇まいが本当に好き。
これはもういっそ購入したほういいのかもしれない。 -
フードスタイリストである高橋みどりさんが、料理研究家や料理人を訪ねたりしながら、そこで見つけた本やその人から連想する本を挙げて、料理本に対する愛を語って料理も作っちゃう本。読んでいるだけでもワクワクする。
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料理の本を紹介する一冊の本。そんなのはじめて見た。
高橋みどりさん独特の感性で捉えた世界が拡がっていて
とても愉しく読めた。すごく文化を感じた。
特に古い本にえもいわれぬ味わいがあって、そのへんの
共感度が高いせいか。今後のみどりさんにも期待! -
いい本に出会うことが、いいことなんだなぁ(^^)って素直に思える本。
シンプルだから、そのまま文字や写真が
すーっと入ってきます。