- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103336822
作品紹介・あらすじ
弟が拾ってきた一匹の犬。デビュー作から10年、待望の写真集。はじめのころは木の枝で撫でとったけど、最後のほうは友達やったと思う。18 歳の夏、帰省した家に白い犬がいた。野山の探索、大好きな妹のはるか、ばあちゃんの死。能登の山深い自然の中で、移りゆく季節と梅家の暮らしに寄り添い生きる犬を追った17 年の記録。日常に潜む一瞬の輝きにシャッターを切り続ける梅佳代の真骨頂。
感想・レビュー・書評
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ある日、著者の弟が拾ってきて、著者の家で買われていたという「リョウ」という名の白い犬。(ちなみにメス)そんな白い犬が主人公の家族アルバムみたいな写真集。自由で等身大なワンコがかわいい。
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NDC(9版) 748 : 写真集
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雪だけど遊ぶ
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2016-12-28
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なんと幸せな白い犬。
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犬も人も木も川も、みんなおんなじ。
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おそらく雑種であろう〝リョウ”という名の白い犬。
服を着せられ、快適な室内で
飼い主手作りのご飯を食べているような優雅なワンコからは程遠い生活がそこにある。
田んぼの畦道を自由自在に走り回り、顔を真っ黒にして穴を掘り、雪に喜びあたりを駆けまわる・・・これ以上なく犬らしい犬の姿を久しぶりに見たような気がしました。
どちらが犬にとって幸せなのかはわからないけれど、リョウはきっと幸せな犬だったと思うのだ。 -
ほんとうに 白い犬(リョウ)のただの日常の写真たち
雪で遊んでたり、思いっきり走ってたり、眠そうな顔してたり、ジャンプしたり
生きてる、っていうのが写真いっぱいに溢れてて愛おしかった