- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103345718
作品紹介・あらすじ
歴史的改革のプロセスは、こうして進んでいった。緊迫のインサイド・ドキュメント。十%への引き上げへと、実行段階に向けて進む消費税増税。小泉政権から今日まで、幾度もの政変に晒され、リーマン・ショックや東日本大震災などで火が消えかけたものの、潰えなかったのはなぜなのか? 繰り返される権力闘争、リアリストたちの執念、財務官僚たちの思惑……、その舞台裏の攻防を、綿密な取材で検証する。
感想・レビュー・書評
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自分がどういう状況で働いていたかがよく分かった
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与謝野を中心とする財政規律派の政治家や財務省の官僚の連中が、いかに酷いものかよく分かる。国賊だ。10%に引き上げられば、日本経済はまた長期低迷に陥るだろう。
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民主党政権時代、なぜ菅直人首相(当時)が突如として、
消費税率を上げなければならないと主張し始めたのか。
そして、野田佳彦首相(当時)も引き継いだのか。
新聞報道を読んでみても、いまいち釈然としなかったが、
「そもそもの伏線は、小泉純一郎内閣時代にあり、
自民党政権時代から議論が重ねられてきたものである」
ということを皮切りにして、通時的に理解することができる。
与謝野馨という政治家の変節と見られるような振る舞いも、
どうして、そういうことを行なったのかが見えてくる。 -
地元の図書館で読む。
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メモを残しておくことは大事ですね。