完黙の女

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103351955

感想・レビュー・書評

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  • 途中、関根に会えるとなった辺りは最高潮に面白かった。最後、真相が二転三転したところも、真相に近づけると思ってワクワクしてた。フィクションでいいので、何らかの結末を描いてほしかった。う〜ん、残念!

  • どこまでが実話なのか、実際あった事件のことを知りたくなった。
    細かい描写が多いが、実際の刑事事件の捜査はたいへん緻密なんだろうと思った。
    最後まで息つかせぬ展開でした。面白かった。結局、どうなったんだろう...

  • あ~、モヤモヤする。
    犯人は誰なの?

  • 小学男子誘拐事件を題材にノンフィクションを執筆しようとする作家と犯人と目されるも完黙する女を中心にストーリーが展開、中学女子誘拐事件も絡んできて…。作風は好きで一気に読み進めたが、たんたん、もやもやで読後感は「?」。

  • 男子小学生の行方不明事件で、その殺害犯として逮捕されたにも関わらず無罪判決を受けた元ホステスの女。その事件を題材にノンフィクション・ノベルを書こうとする作家が事件を調べるうちに、別の失踪事件との繋がりを見出すことになる。真相はいったいどこにあるのか。ドキュメンタリータッチのミステリです。
    とにかく事件に関係するどの人も怪しげ。誰が犯人であってもおかしくない雰囲気なのですが、しかし事件の様相そのものすらがはっきりと見えていなくて、もどかしいような、不気味なような印象がずっと続きます。黙して語らない彼女はいったい何を抱えているのか。まったく真相が見えてきません。
    実を言ってしまうと、最後までいってもすぱっとした解決はないのですが。そのせいで余計にリアリティを感じさせられました。

  • 2023/08/06 71読了

  • ドキドキした。ただ…。 真実が知りたいのは私だけ?

  • 実際にあった事件を元に書かれているとの事
    事件があってから30年もたっても次々に新しい事実が出てくる
    結局、時効とはいえ事件は解決していない
    スッキリとしないモヤモヤ感が残るものだった

  • 面白くて、最後まで一気読みしたのですが、最後の最後…結局…この物語が完黙⁈
    やられました。

  • 結局、真相はなんだったんだろう。

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著者プロフィール

現在、関西学院大学理学部准教授・宗教主事。2010 年より日本聖公会京都教区ウイリアムス神学館非常勤講師。
著書『新約聖書解釈の手引き』(共著、日本キリスト教団出版局、2016 年)、『新約聖書の奇跡物語』(共著、リトン、2022 年)訳書E. ギューティング『新約聖書の「本文」とは何か』(新教出版社、2012 年)、R.カイザー『ヨハネ福音書入門―その象徴と孤高の思想』(教文館、2018 年)など。

「2023年 『今さら聞けない⁉︎キリスト教 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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