- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103361718
作品紹介・あらすじ
なぜ「心中事件」のルポは、闇に葬られたのか――あの「放送禁止」の監督は、小説書いても、凄かった! 題材は、ある「心中事件」。死ぬことができなかった女性へのインタビューを中心に構成されたルポ「カミュの刺客」は、なぜ封印されたのか? 熱狂的中毒者続出の「放送禁止」の生みの親、長江俊和が放つ、繊細かつ大胆なミステリ。先入観を投げ捨てて、禁じられたこの世界へどうぞ。こんなに何度も「驚愕」できる本、滅多にないです!
感想・レビュー・書評
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社会の暗部を暴き続ける、カリスマドキュメンタリー作家の「心中事件」。相手は、有名女優の妻ではなく、不倫中の女だった。そして女だけが生き残る…
帯に【ミステリ愛好家へ!秘密をすべて解ける者求む!】とあり、挑戦するぞと読んだけど、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん、私には合わなかったようだ。
ミステリー自体あまり読まないけれど、アナグラムなど仕掛けがてんこ盛りの小説は特に慣れていない。
なぞ解きをしながら読むのってしんどいなぁ。
好きな人は好きなんだろうけれど。
いずれにせよ、よく分からなかった。
結局何が言いたいんだろう。
だれがどんな目的でだれを殺したのか・・・。
おまけに気持ち悪い。
食事の前には読まない方が良いです。
王様のブランチのブックレビューコーナーを見て思わず借りてしまった。
てっちゃんが引退してからつまらなくなってほとんど見てなかったのに。
たまたま目にしたのが運のつき。
テレビの影響力って怖いな(^_^;)-
書評を見て読んだら失敗。よくありますよね。
あまりにもつまらなくてここに登録さえしないことも。
でも「面白い本ないかな〜♪」といつも探し...書評を見て読んだら失敗。よくありますよね。
あまりにもつまらなくてここに登録さえしないことも。
でも「面白い本ないかな〜♪」といつも探してるから、書評を見るのを止められないんですよね。
でも、失敗のレビューも参考になるから有難いです(*´ー`*)2014/11/28 -
夢で逢えたら...さん、こんにちは。
書評読むの楽しいですよね~♪
読みたい本いっぱいでますます収拾がつかなくなります(^_^;)
...夢で逢えたら...さん、こんにちは。
書評読むの楽しいですよね~♪
読みたい本いっぱいでますます収拾がつかなくなります(^_^;)
でも新聞や雑誌の書評って基本的に良いことしか書いてませんからね。
そこをどう判断するかですよね。
その点、ブクログなどの書評サイトは正直なレビューが多いのでありがたいです。
評価の低いレビューの方がかえって参考になりますよね(*^_^*)
この作品、楽しいことは楽しかったんですよね。
私自身なぞ解きって合わないのかも。
恩田陸さんのミステリーのように、あとは読者にお任せみたいな方が好きです。2014/11/28
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「カミュの刺客」という副題を目にした時に、物語の流れはなんとなくつかめました。しかし、このタイプのミステリー小説は未だ読んだことがないので、興味がそそり貪るように文字を追いかけた。
小説というよりルポタージュ形式をとっているため時系列に把握できる点は、七年前に起こった「熊切心中事件」の謎を追いかける進行度合いが分かり易く読みやすい。
事件は、警察の捜査で現場に残った遺留品や、生き残り女性の証言などから刑事の事件性が薄く捜査が打ち切りとなりましたが、若橋というライターが、熊切心中事件の真相に迫るべく積極果敢に取材を進めます。
前述の女性・七緒は「心の中は、一切目に見えないもの…だから古の頃より、人は死を以て、契りを守り通そうとしたんですよ」「…あなたも見たくありませんか?目には決して見えない、人の心の中を」。と若橋にせまります。
もし七緒が魔性の女ならば、誘惑されてみたいと思うのは男の性ではなかろうか。
本書の内容がぶれない様に言うと、果たして事件は「偽装殺人」か「真実の心中」か、そして何故「出版中止」になったのかということに帰着します。
最後に、いつも遅読なのですが、本書は早く読み終え、興味深いものとなりました。 -
想像を絶する本。
繰り返し読み直したくなる本。
理解すると気持ち悪い描写。
2度別の観点で楽しめる1冊の本。 -
著名な映像作家が不倫の果てに愛人と心中、しかし愛人だけは生き残った。事件から7年後、ジャーナリストが真相解明に向かったことをきっかけに、一連の事件は再び動き出す……。
やがて単なる心中ではないことがわかりはじめ、しかし誰が誰を殺そうとしたのもわからないまま、終末に向けて一気に歯車が回り始める。
ストーリー全体が、主人公のジャーナリストが書いたルポの形式をとっている。しかしそのルポがある理由により「出版禁止」になったからこその、この書名である。二重三重に張りめぐらされた、読者を欺く仕掛け。仕掛けがあるとわかっていながら解明できないものもいくつかあり、謎解きサイトのお世話になってしまった。そして驚愕。背筋がぞっとするけれど、エンタメとしては一流だと思う。 -
最後の最後まで読んで
そうゆうことなの?!とビックリ
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深夜に放送されていたTV「放送禁止」がすごく好きだった!
長江俊和氏が小説を書いていたなんて知らなかったので 久しぶりに期待しワクワクしながら読んだ(あくまで個人的な感覚)
映像作品とはまた違い
小説だからこその仕掛けにしてやられた~
ネタバレ答え合わせの時が一番楽しめたかな
第二弾も読みたい!