ルビンの壺が割れた

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  • 70レビュー
著者 : 宿野かほる
  • 新潮社 (2017年8月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103511618

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ルビンの壺が割れたの感想・レビュー・書評

  • たまたまFacebookでかつての恋人を見つけて思わずメールした。何かの理由で結婚式をエスケープした彼女と、30年の時を経て懐かしい話についてやりとりして…と思っているうちにどんどん不穏な方向へと転がっていく。
    決定的な「何」かを避けたままつづくやりとり。狂気の後出しじゃんけん。
    読みながら考えていたオチは、2人は解放病棟の入院患者。徐々に妄想が上塗りされていく、というのか、男が入院患者。本人は自覚なく二つのアカウントを持っていて一人でやりとりしている、というもの。
    違ったけど。

  • 独特の売り方にひかれて、久々に買った本。
    店頭のPOPが全て。


  • 「衝撃的!」「世界が変わる!」みたいな読者の声がカバーに書かれていて思わず買ってみたけど、それらは小説をあまり読んだことがない人の意見じゃないかと思いました。また煽り文句に騙されてしまった。読書初心者向け?

  • 不穏な気配は最初からあったけど、気持ち悪い後半で、早く終わりたくての一気読み。

  • ミステリーをよく読む人にとっては、ごく平均的な小説かと。キャッチコピー云々のマーケティング戦略が逆に仇になってて気の毒。

  • フェイスブックで昔の彼女を見つけた男とその彼女のメールのやり取りで話が進む。彼女は結婚式当日に消えたのだった。彼と彼女は大学の演劇部の先輩と後輩だった。
    メールのやり取りで個々の事情の明らかになる

  • <落として割れたとは言い難い>
    第1章の最後の文でおぉ?!となっただけ.
    あとはまったく.

  • ネットでの大々的なプロモーション(炎上狙い?)があり、期間限定で無料で読めたので読んでみた。
    SNSでのメッセージのやり取りだけで進む形の小説。ある男が、たまたま始めたSNSで過去に付き合っていた女性を見つけてメッセージを送ったが…という展開。
    ミステリのネタが正直そこまでびっくりするようなものでもなくて、「プロモーションの煽りは過剰じゃないかな、これだと炎上するんじゃないのかな?もしかして、最初から炎上狙い?」という感想。
    出版の際には修正が入るとのことだが、おそらく話の核心部は変わらないと思うので、無料で読んだ人が出版されたものを買うかどうかは微妙だと思う。

  • 1時間で読める。書簡の(facebookのメッセンジャーアプリ)やり取りのみでの進行なので、とても読みやすい。誰でも難なく読める。最後まで読んでから、もう一度読み返すと面白い。
    落語のような小説。中身の薄さに文庫になるまで待ちたかったが、ネタバレを目にしそうで買ってしまった。

  • 20170908 話題になってる本。間接的に知るより自分で読もうと思った。何を期待するかは読者の勝手なのであるが良く読者の心理をつかんでいると思う。そういう意味では期待通りだ。

  • 評判なだけあって読みやすくはある。しかし、特別面白いかと言われたらそれは疑問。
    最後は確かに驚かされるがそこまで特に話の起伏はあまりなく単調。

  • 帯に踊らされてはだめ。
    まったくおもしろくもなんともなかった。

    ひとりの男性が、FBで昔の恋人を見つけ、メッセージを送る、というところからはじまる。

    文章はメッセージのやりとりで構成される。
    この時点で、わたしが嫌いなスタイル。

    やりとりの中で、どんどん過去の記憶をだどっていく二人。

    と、思ったら急に犯罪の匂い?
    なにこれ。無理矢理にもほどがあるってもんでしょ。
    最後の一言に衝撃!と言わせたいのは分かるけど、幼稚すぎてまったく衝撃がない。
    買った本じゃなくてよかった。

  • 隣の部屋の突然の怒鳴り声! そんな不安感がまとわりつく物語でした。

  • 30年前の結婚式前日に失踪した、元婚約者のSNSを偶然発見した男が、SNSを通じてやり取りする形の小説。
    帯によれば、衝撃的な結末を迎えることが約束されていたのだが、別にそれ程のことも無い。
    男が既に警察のご厄介になっていることは、資料が押収されたままである事から判っており、危ないやつなのだろうと思って読んでおり、失踪の真相もそのあたりの事情だろうとは想像できる。
    そしてお互いその事情を最初から良く判っていながら、初期のやり取りでは無邪気に過去の良い思い出話を語り合っており、リアリティが無い。ただ単に読者をミスリードさせる為だけの工夫であろう。
    すぐ読み終わるので、時間の無駄感は少ないことが救い。

  • 一気に最後まで読めた。
    前評判が凄すぎたせいか、ぜんぜん衝撃はなかった。

  • キャッチコピーが物々しかったので、思わず手に取ってしまったが・・・この手の手法は一回使ってしまうと、新鮮味がなくなる気がします。
    個人的には途中で結末が見えてしまったので、何とも拍子抜けの感はありましたが、こういう展開に不慣れな方は、なんだか他人のメールのやり取りを盗み見るドキドキ感は味わえるかもしれません。

  • ネタバレ厳禁だけど、このタイトルは象徴的だわ。
    だからね、ちゃんと見て。出来るだけ冷静に客観的に、まんべんなく。じゃないと…
    はー。自分の勝手な思い込みにぞっとするわ。

  • なぜこれに絶賛の意見があるのかが理解できない。キャッチコピーを求めるという誇大広告で釣っただけだ。あまりにも雑すぎる内容、最後の1行で完全に白ける。この程度の本が持ち上げられるなんて、本をまともに読んだことない人間が多いのだろうか…。評価の☆1すらつけたくない駄作。

  • 「ルビンの壺が割れた」
    ある日、突然送られてきた元恋人からのメッセージ。


    「ルビンの壺が割れた」は、友人たちとの集まりで聞いた話を基に小説的嗜好を加えたものだそうです。


    ある日、未帆子はSNSを通じて水谷という男からメッセージを受け取る。彼は元恋人であり、元婚約者でもあった。しかしながら約30年もの間、水谷とは出会ってもいなかった。そんな彼からのメッセージに戸惑いながらも返信をする未帆子。二人の会話は、近況報告から始まり、昔話に花を咲かしていくが、次第に水谷は、未帆子が結婚式当日に式場に現れなかったことに言及していく。


    以上があらすじになります。加え「この小説、衝撃過ぎてコピーが書けない」というキャッチコピー。カバー裏にもびっしりと本作の感想が並んでいます。要は、凄い小説らしい。


    感想としては、確かに結末は衝撃ではある。ただ、例えば、伏線が張ってあり、それを回収した結果、「きっとこんな結末だろう」と読者に思わせる。が、しかし、回収したと思った伏線には実は別の捉え方があり、もしくは隠れた伏線があり、その結果、「本当はこういうことでした」といったことを読者に思わせる。そのような類からくる衝撃ではないです。


    それよりは、唐突である故の単純な驚きが強い。いきなりポーンと結果が降ってきた感じでした。確かに水谷は、やばそうなニオイがぷんぷんしていましたが、最後の結末に紐づけるような伏線は張ってあったのか?となると無かったかなと思いますし、未帆子も未帆子でもったいぶった言い方で結局何を言いたいのかわからず、中盤までお互いでごちゃごちゃしあうという展開でした。


    そもそも最後の結末からすると、2人のやりとりが発生する理由が良く分からない。結末ありきで逆算して書いてあっても、それであれば伏線が必要だったと思いました。


    キャッチコピーは、ちょっと強すぎますね。期待値を上げすぎです。

  • 書店ですごく宣伝に力をいれていた本。
    確かに読みやすかったのです。ただ、
    最後の結末が衝撃的とかという触れ込みなのですが
    衝撃的ではあるかもしれませんが。
    あまり品のいいものではなく(言葉がというわけではなく)
    読み終わった感想がちょっと気持ち悪い感じがしました。
    書籍・小説とはちょっと違う分野のものかとおもいました。
    少し残念な気がします。

  • 衝撃的な内容だというので、期待とドキドキ感を持って読んだが、短いページ数の中に、イヤミスである読後感、男がある女性と、昔の許嫁と重ねて、女性との往復書簡の中で、過去の話を掘り出し、後悔や自責の念に駆られている思い、忸怩たる思いは、女性のせいだと擦りつけたり、闇の中から暴かれて行く様子からもドロドロ感と今更感を感じたり、後味の悪さやホラーテイストなど、複雑なものが絡み合って濃縮さされた感じであった。物語の一番最後の文がものすごく衝撃的で、喉に突っかかったような、良い気分ではない終わり方だった印象。

  • 一体どこへ向かっていくのか。
    思い出話から始まって、じわじわと不穏な感じになっていく。
    男性が、少しずつ女性への間をつめてくるところが不気味だ。
    2人の間では承知の事実も、読者のためには説明しなくてはならないところが、会話としては変な感じがする。
    最後の演出はドキッとするが、なくてもいいのでは。

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ルビンの壺が割れたの作品紹介

この小説は、あなたの想像を超える。結末は、絶対に誰にも言わないでください。「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつての恋人。SNSでの邂逅から始まったぎこちないやりとりは、徐々に変容を見せ始め……。ジェットコースターのように先の読めない展開、その先に待ち受ける驚愕のラスト。前代未聞の面白さで話題沸騰、覆面作家によるデビュー作!

ルビンの壺が割れたのKindle版

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