欲が出ました

  • 新潮社
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感想 : 213
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103524526

感想・レビュー・書評

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  • ヨシタケさんのイラストとゆるそうに見えるけどはっと何かに気づかされる。イラストもふわっとしたスケッチなんだけど、鋭い視点に驚くものも。その問題に一番興味のない人々の視点を保ち続けるとかたしかに大事だよね。

  • 絵本で有名なヨシタケシンスケさんの、主に納得欲を語るエッセイということでよろしいでしょうか。スケッチと文でクスッと笑える、辛みはマイルドですね。

  • 性悪説でいた方が安心できる
    もともと悪なのにガマンしててえらい!

  • 本当の私に
    気付いた者は
    追放とする。

  • 絵の可愛らしさで読み切ってしまった。

  • 頭の中をイラストと言葉にするのがうますぎる

  • 著者の日々のスケッチにエッセイを加えた本。前作『思わず考えちゃう』からの第二弾。

    相変わらず、ゆるくて可愛いイラストで見ていてほっこりさせられる。だけど、結構、鋭いところをついていたり、毒が含まれていたりする。暮らしの中でのアンテナの張り方が凄いなと感心しつつ、それはちょっと捻くれているのでは?と思ってしまう箇所もありつつ。

    章末には、コメントを挟まず、スケッチのみが並んでいるページがあるのだけれど、著者の解説が載ってない分、色んな想像ができて面白い。

    個人的に面白いなと思ったのは、街頭インタビューみたいなのでおじさんが「おっぱいは好きですね、哺乳類なんで」と答えているスケッチ。あぁ、確かにそうだよね。おっぱいが好きなのは、哺乳類だもの。なんか妙に納得してしまった。

    前作のところでも同じこと書いたけど、この本読んで、もっとアンテナを張りながら生きていきたいと思ったよね。

  •  実際にいいことがなくても、「幸せの予感」さえあればどうにかやっていける。
     もっと楽しいことだって起きるかもしれないって、大した根拠もなしに思えるかどうか。希望って、つまりそういうことだと思うのです。

     「志は高く、落としドコロは低く、よくかもう」これ大事だなと。ゴールに至る具体的な方法はなるべくハードルが低い方がいい、その方が長持ちするし。一方で、みんな目標が高すぎるのではないか、と。

  • 共感したり、発見したり、納得したりと、楽しい本。

    ●グッときたところ●
    ・心にはめる軍手のようなものが欲しい。何かそういうクッションになるようなものを自分の心の中に、考え方の中に入れておけば、割といろん   なことと接しやすくなるんじゃないかな。
    ・間違いには直した方がいい間違いと直さなくていい 間違いがある。直せないなら、もう自分のチャーム  ポイントにするしかないし。直さない方が自分らし いんじゃないかって。直した方がいい間違いと、  直さなくていい間違いと、直せない間違いがあっ て、その違いが分かってくるのが、大人になることなのかも。
    ・イライラしてきたら。環境を変えると、気持ちがも とに戻りやすくなる。
    ・どこまでなら失敗してもいいですか。って最初に担 当者に聞けると楽かなって。そういうやりとりがあれば、勇気が湧いてくるし、ほっとできる瞬間があ るはずだと。
    ・自分のコースは見失わず、人の引力に惑わされず、 むしろそれを力に変えられるように生きたいと思うわけですが。ただ、ちょっとまちがえるだけで大失敗するらしいので、人の力を利用するのは、やっぱり難しいことなんですね。

  • 前作のファンになってしまった笑笑
    タイトル通り欲が出て新作を出すという、また面白い展開だった。

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『もう ぬげない』(ブロンズ新社)、『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)で第26回、第29回けんぶち絵本の里大賞を受賞。ほかの著書に、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(ともに講談社)、『ころべばいいのに』『ねぐせのしくみ』(ともにブロンズ新社)、『りゆうがあります』『あきらがあけてあげるから』(ともにPHP研究所)などがある。2児の父。

「2022年 『レッツもよみます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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