アッコちゃんの時代

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 285
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103631095

感想・レビュー・書評

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  • 地方在住+平凡な容姿なので、本に出てくるようなきらびやかな世界とは無縁でしたが、「あったよね〜」という光景盛りだくさん。
    あの頃がなつかしいです。
    当時はじけていた子たちも、それなりに結婚して普通の「おばさん」になり、それなりに「幸せ」でもあり、それなりに「不満」もあって・・・
    わたしも、そんなバブル世代一般人のなかのひとりです。
    後日、これってほぼ実話
    この中にでてくる○○さんは△△さん・・と知って
    実際にあったと思うと
    きもちわる〜〜〜〜

  • いやー、おもしろい!
    もう日本(東京、といった方が厳密かも)現代史ですね。野次馬根性でモデルの方の画像を検索。たしかにかわいらしいかんじの女性でした。
    そして女優さんって風吹ジュンなんだね!すごい!!
    前職がバブルをモロに受けた会社だったので先輩の話やお客様の話で小耳には挟んでいたのでバブルには興味ありました。
    バブルにGO!とかも見たけど(広末涼子好き)断然にこちらの方がリアルに想像できます。
    憧れのキャンティ、さすがですね。。
    いやー、下世話!

  • バブルの時代、魔性の女と呼ばれた「アッコちゃん」の物語。その奇抜な一生を興味深く読めました。

    かなり具体的に、仮名を使わず書いているところが良い。

  • 男を奪ったことはない。男が私を求めるのだ――煌くバブル期、金と名誉ある男を次々虜にし、女たちの羨望と憎悪を一身に浴びた女子大生を描く恋愛長篇。
    <br>
    【感想】
    http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50268406.html

著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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