放課後の音符(キイノ-ト)

著者 :
  • 新潮社
3.79
  • (124)
  • (83)
  • (152)
  • (21)
  • (3)
本棚登録 : 924
感想 : 107
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103668039

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中学生のころに読んだ、当時いちばん好きだった小説。少女向けに書かれていたので堂々と山田詠美を読んでもいい、というのが嬉しかった(彼女の小説は性的描写が多かったため)こういう高校生になりたかった。どの話も大好きだけど、
    >上等ってのはね、ハイヒールを履いて痛くならない足を持つことを言うのよ。それとね、足を痛めないハイヒールを買えるってことよ。
    という文章は今でも強く残っている。大人になってわかったことはたくさんあるが、これは少女時代に読んでいて本当によかったと思う。宝箱からぽろっとふと出てくる記憶はいいものだ。まだ痛くないハイヒールは持ってないが。

  • 私が唯一買った本。そこまで感動はないけどこれを読むとすてきな女になれそうです。デザートみたいな本。

  •  甘酸っぱい感じが好き。
    詠美さん自身が理想とする
    女の子達?

  • 始めて恋愛小説に挑戦。
    あとがきを読んでさらに深く感じることができました。

  • 詠美好きな人に影響されて読んで、予想外にはまってしまいました。
    甘くてイイ香りがする本です。

  • 私が高校生の頃、正直この登場人物たちみたいに物を考えたりしていなかった。
    …はずなのに、これを読むと妙に懐かしくなる。
    多分あの頃はこんなこと考えていたけど、言葉に出来なかったんだろうな。

  • 初恋未満の方に是非。

  • 個人的にはあまり面白いと思えませんでした。描写も細かいのですが、回りくどい感じがして、だめでした。

  • これは装丁が大好きです。
    花柄の本で薄紙がブックカバーのようにかかっていて綺麗。
    内容も女の子の目線が好き。

  • 初めて読んだ山田詠美さんの作品。
    この本を読んで好きになりました。
    恋をしている女の子の匂い、とか、表現が素敵だなあと思いました。

全107件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田詠美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×