春燈

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 11
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103685012

作品紹介・あらすじ

著者自身の、みずみずしい青春、若い心の葛藤を描く、自伝的長編小説。名作『櫂』の続編。

感想・レビュー・書評

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  • 前に読んだ『櫂』のそのあとと言うか綾子さんのその後と言うかです。
    櫂が喜和さん視点で描かれた話で正直大分辛かったのですが子供である綾子さん視点だと夫婦の立場から一応子供ではありますが第三者視点へと移るので少しは痛くなく読めました。

    綾子さんの人とは大分違う出生やら生い立ちやらそれはそれで大変だったろうなあ、と思うのですがそれより何より高知の田園風景の描写の美しさが印象に残ります。規子さんの田舎に是非行ってみたくなりました。

  • 高知などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

1926年高知県生まれ。『櫂』で太宰治賞、『寒椿』で女流文学賞、『一絃の琴』で直木賞、『序の舞』で吉川英治文学賞受賞。おもな著作に『陽暉楼』『錦』など。2014年没。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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