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- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103737131
感想・レビュー・書評
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近江兄弟社、数々の名建築を手がけたアメリカ人ヴォリーズ。
その妻が日本人でしかも華族のお姫様と知って以来、
いつか小説になるのではないかと思っていた。
むしろ、今までなかったことが不思議なくらいだが……
玉岡かおる氏の最新作がその一柳満喜子を主人公にしたものと知って、
即購入。
なるほど、この人が描き上げるのは当然どいう気がする。
関西を舞台に、近代の世を前向きに生きた女性たちを描いてきたストリィテラーであり、ヒロイン満喜子の神戸女学院の後輩にあたるのだから。
さて、上巻をたった今読了。
う~ん、少々期待外れか。
相変わらず読み出したら止まらないのだけれど……
私の好きな明治の女性、津田梅子、矢島楫子、瓜生繁子、大山捨松……そんな女性たちに加え、新しく廣岡浅子の名も知ったのに。
まだ、肝心要のヴォリーズがちらちらと顔をのぞかせる程度だからということで下巻に期待!詳細をみるコメント0件をすべて表示