猫に時間の流れる

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 25
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103982012

作品紹介・あらすじ

不思議な生き物、猫への深い愛と洞察に満ちた中編小説集。

感想・レビュー・書評

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  • 猫にまつわる実体験を元に描いた中編2本。
    緩い勤めをしながら、隣人の飼い猫や近所の野良猫との関わりを描きます。
    猫ってそうよねとわかる感じで、自然に読めますね〜。
    当時はそれほど猫大好きというわけではなく猫と関わるようになったらしく、妙に冷静でやや理屈っぽいんだけど。
    表題作は1994年の作品。
    「キャットナップ」は1991年の作品。
    著者は1956年生まれ、93年まで西武百貨店コミュニティカレッジに勤務とか。

  • なんか琴線に触れるというか、たまらんなあ。

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著者プロフィール

1956年、山梨県に生まれる。小説家。早稲田大学政経学部卒業。1990年『プレーンソング』でデビュー。1993年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、1995年『この人の閾(いき)』で芥川賞、1997年『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞、2018年『ハレルヤ』所収の「こことよそ」で川端康成文学賞を受賞。主な著書に、『生きる歓び』『カンバセイション・ピース』『書きあぐねている人のための小説入門』『小説の自由』『小説の誕生』ほか。

「2022年 『DEATHか裸(ら)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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